トヨタ期間従業員に行こう

トヨタ自動車期間従業員であった筆者が期間工、派遣社員、非正規社員についてや雇用の問題そして1年間にわたる失業生活、その後のタクシー運転手としての日々なんかをぬるめに書いています。

冬があまりにもあっけなく終わったもんだから…
暖かい日が続いて、桜の開花予報も少しだけ前倒しに、そしてその予報も今年は少し難しいのかなあ、なんて思っています。

植物はかなり敏感に気温とか光とか(闇とか)湿度とかに反応しては、降りかかる未来の災厄に対して身構える。日長植物は正確に日の長さをその身体で感じて成長して着蕾を始める、その境が彼岸の頃。咲く咲かないということの境界としての彼岸だったり、そう言えばサカリのついた猫の声が聞えたり、春なんだと思ったり、夜も境を越えた頃。

うまく言葉が浮かばなかったりしていて、誰とも話したくなかったり、それでも話したりすると我を立てたりしてしまう。というか、なんだかつまらないことばかり、そんな毎日だったりしている。

かなりの距離を歩いていて、毎日、車どころか自転車もない生活だから、ちょっと買物と思っても、近くのスーパーマーケットまで30分とか、そんでそこに無いものがあったりすると1時間、往復2時間を歩いてしまっている、それが雨の日だったとしても、歩いて、そしてキャベツが安かったからと、1時間もキャベツひと玉抱えて、歩いていたりしているのだけれど。

カレーを作ろうと思っていて、一昨日の話なのだけれど、クローブ(丁子だけれど)を探し回って、結局見つからなかったので、クローブなしのカレーは作りたくなかったので、結局はレトルトカレーを食べてしまったのだけれど、そう言えば今まで住んでいたアパートの近くのトップバリューにはきちんと品揃えされていて、例えばDe Ceccoのパスタや九鬼の胡麻油なんてものが、自然に置かれているのは、どうなんだろう、きっと利益にみあうニーズがあるのだろう、と思っていたのだけれど、それがあの田舎臭い場所には、少し不自然だ、と思っていたのだけれど、それも昔の話で、今は、いろいろな人が10階とか、それ以上のマンションに住んでいるので、品切れするほどのスペースでの対応しか出来ないのだろうと、考えていたり。

こうして書いている間にも夜は終わっていて、というよりも、ボクは寝てしまっていて、そんで睡眠不足のまま、またこうして書き始めているのも、えっと、ま、なんなんだろうねえ、と、このまま更新しないと、もう更新するということが出来ないような、そんな感じもしたので、昨夜は少しパソコンに向っていた、のだけれど…。

ボクは元気で、そして少し健康的な毎日を過している。近くにある梅園には行くことが出来ないでいるのだけれど(それは歩いてだとちょっと遠いという理由なんだけれど)、春を感じるぐらいの余裕のある生活をしているし、余裕のある気持ちだったりしている。

コメントの返事も書きたいのだけれど、書けないかもしれないし…。ほんとは書かなければいけないと思っているのだけれど…。

久しぶりに、とても久しぶりに、姉に会った。昔から知っている人に会うと、時間は確かに流れているという実感があって、ボクの知っている姉とはちょっと違っていて、ずいぶんとオバさんになっていて、それは逆に姉の目にもボクが「ずいぶんとオヂさんになっていて」と映っていることなんだろうから、時間という感覚はそんな比較というか、流れの上に成立するのだろうと、なんとなく思っている。

ほんの数時間のことだったのだけれど、とてもどうでも良い話だけをして、それは姪のウェストがいかに細いかということと、それでもかなりの量を食べているとか(例えば一食にパエリエ3合とか)の話に終始した、今となっては、そのご飯の量だけが、グッと記憶を圧縮しているようにもあるし…。

どうなるのだろうという不安はあるのだけれど、今はまだそれを感じることもなく、それよりも冬物をエマールで手洗いしなければなあ、なんてことが、今日の重大事だったり…。

春なんだけれどね。




えっと、ま、元気です。
やっと、少し落ち着いて、そんで考える余裕もできたような…。
引越しもあったりで、かなり忙しい満了後の日々だったのだけれど。

自転車を買おうと思っているんだけれど…。そしたら、きっと、公園まで桜の様子を見に行ったり、それが日課になったり、そんで海の近くまで行って夕陽を見ることも出来たり、やっぱりそれも日課になったりして、外と繋がることができるかもしれないと考えているのだけれど。

自転車の色は、黒とか白とかではなくて、オレンジとかピンクとかが良いなあ、なんて思っているのだけれど…。んでも、それは目立ちすぎるか。

18きっぷが4月10日まで使えるので、岡山にも行きたいし、静岡にも行きたいし、そのついでに東京とか千葉とか。満了したら四国にも行きたかったのだけれど、それほど時間の余裕もないのかもしれない。八十八ヶ所を徒歩で巡ってみたいと思っているのだけれど、2ヶ月とか3ヶ月かかるのだろうし、ねえ。

ボクは元気で、少しずつではあるのだけれど新しい生活にも慣れているようでもあるし、そうして少しずつでも前に歩き出さなければなんて思っていもいるし。劇的な変化みたいなものはないと思うのだけれど、自転車を買うってことが今のボクの重大事ってほどの人生だったりするのだろうけれど、少しずつ少しずつ変化みたいなものを感じられる。

開花に向っての変化なのか、落花に向っての変化なのかは分からないけれどね。




引っ越し中のアパートで、この時はガスを止めてしまったので風呂に何日も入ってなくて。ま、それでも元気ってことで、それに髪もあるぞ、って証拠写真みたいなもんで…。

さてと……。
生々流転
成章高校が勝ちましたね。
「アルプスいっぱいに“菜の花”が咲いた。」というのは新聞記事なのですが、成章高校の試合をテレビで見ながら、やっぱり考えるのはトヨタでの日々だったり。

何千人という田原工場で勤務した元期間従業員の人たちが、きっと“あの頃”の思い出を重ね合わせて成章高校の試合を観戦したのだろうと思っています。ボクたちにとって田原市と言えば、その菜の花でも成章高校でも、あるいは風車でも蔵王山でもエコパークでもなくて、バスに揺られてたどり着いたトヨタの工場なのだから、きっと。

最後の日、お昼休みのPコンの挨拶で「もう皆さんとは会うことはないと思いますが、レクサスを見る度に、そして田原のニュースを見る度に、皆さんのことが浮かんでくると思います、どうぞ良い車を作ってください」とボクは言ったのですが、アルプススタンドが映し出されるたびに、やっぱり組の人とか、あるいは田原のこととかを思い出してしまう。

高校野球を見るというよりも、そんな思い出を探してしまう。「GLと苗字同じだけれど、親戚だったりするのかなあ」なんて考えたりもして。

辛いことや、悲しい出来事があったとしても、こうして思い出にしてしまうと、何もないよりは良いのではないかと考えてしまう。痛みをやわらげる術を、というか、元々肉体も精神も病んでいて痛んでいて、快楽と相殺されて「なかったことにされている」のだろうと思う。その相殺する快楽はドーパミンだったりエンドルフィンだったりの脳内物質だったり、食べたり笑ったり泣いたりする行為だったりする、のだろう。

病んで痛んでいる、というのがボクたちの心のあり方なのだろうと、思う。その状態が人の精神のデフォルトなのだ、と思う。

辛い思い出や、悲しい思い出は、きっと、それらの物質と同じで、ボクたちの痛みや苦しみを上書きしようとする、これもまたデフォルトで設定されているのだろう、と思う。いつも0になろうとする、のだろう。

あの時の辛さや悲しみは、こうしてボクを慰める思い出と変わってしまってゆく。そうして今の悲しみは、次の優しさへと変わる。生々流転ということなのかもしれない、宇宙というのはそういうことかもしれない、と思ったり…。

そう言えば、そんな歌もあるね。
「時代」とか…。
悲しみの内にあるのだから、ボクたちは、その悲しみをひとつひとつ、例えば忘れるのではなくて、ひろい集めなければならないのだろうと、そしてその数だけ、きっと、幸せが来るのだろうと、思うのだけれど。そうだよね。










やっぱりアメ車はいいよね
アメ車を買った。
どうも最近の傾向はデザインや性能なんてものにも「無駄を省く」という思想が定着しているようで、良い意味でも悪い意味でもトヨタ化しているように思う。だから、ハイブリッドや洗練されたデザインなんて完成度の高い車なんかよりも、ちょっと癖のある、そんで「もしかしたら雨漏りするかもなあ」なんてドキドキの車に憧れたりする。

いやアメ車がそうだというのではなくて、この色はちょっと日本車には似合わないだろう、とか、ここの感じは日本人には理解できないだろうね、なんて感じが気に入ったのだ。

春樹さんは(村上春樹さんだけれど)『最初はせっかくアメリカにいるのだからアメリカ車を買おうと思ったのだが、残念ながらデザインが趣味に合わなくて断念せざるをえなかった。四輪駆動車やミニヴァンのデザインは悪くないのだけれど、小型中型セダンは僕らの感覚からすると「ちょっとこれは」である。』なんてことを「黄金分割とトヨタ・カローラ」の中で書いているのだけれど、ボクにしてみれば「ちょっとこれはイカすかも…」なんて感じで「ちょっとこれは」であったのだ。

それに春だしね。
(春がアメ車購入とどんな因果関係があるかは、今度じっくりとお話しようと思っているけれど)

買った後に気がついたのだけれど、ボクが停める予定の駐輪場には白のシボレーが停まっていて、その白色には少し錆が浮いていて「ちょっとこれは」なんてボクの車の将来を見るようで、少しだけ、ま、ほんの少しだけなんだけれど「ちょっとお〜」なんて頭を抱え込んでしまったのだけれど…。

もうすっかり冬は終わったようだね。

春眠暁を覚えず
処処啼鳥を聞く
夜来風雨の声
花落つること知りぬ多少ぞ

今日も花曇の天気で、アメ車でちょっと近くの公園まで、なんて言うと永ちゃんの「キャデラックでタバコ屋まで」みたいで、ちょっとカッコイイ感じでアレなんだけれど、ボクのグリーンのGMシボレーも、きっと、こんな季節にはピッタリなんだろうと思って準備をしていたんだ。

で、100均で買った鍵を愛車につけようと思ったら、その鍵が壊れて…。「ちょっとこれは」ねえ。「100円だから」なんてきっとクレームをつけない人が多いのだろうと思うのだけれど、そしたらきっとその泣寝入金額もかなりの額になっているのではないかと思ったりしている。

んじゃちょっと鍵を買ってくるか。



この色って、やっぱりアメ車だよね。鍵もグリーンのものを買わないとね。うんうん。






そういえばわらび餅
わらび餅売りが「わらび〜餅、わらび〜餅、とっても美味しいわらび餅はいかがですかあ」なんて売り歩くのを愛知に来て初めて見た。田中和風寮に住んでいるときだった。きっと愛知はわらび餅消費量日本一なのかもしれないと、そのときになにげに考えたのだけれど、他の地域でもわらび餅売りがいるのだろうか…。

りんご売り、なんてのも、歌の中でしか知らないし、水蜜桃売り、は、実は昔バイトで売っていたので知っているのだけれど。そう言えばりんご売りも水蜜桃売りも珍しいかなあ。九州でも、そして愛知でも見たことも聞いたこともない。

水蜜桃売りはきっと関東だけの、それも東京の日暮里あたりだけなのかもしれないと思っているんだけれど。

というか日暮里に事務所があって、そこから軽四トラックで売り歩いていたのだよ。その事務所兼倉庫の2階に住んでいて、真夏の暑い時期にクーラーも扇風機もなくて、風呂もないごろ寝で、よくまあ、やったもんだと思っているんだ。よく分からない組織だったし…。

500円で5個だったのだけれど、ま、だいたいサービスと言って1〜2個おまけに付けてたし、在庫が多くなると3〜4個、5個なんてことになっていたのだけれど。運転免許証をもたないおじさんが販売担当で、ボクは運転手だったのだけれど…。

そういえば、真夏に京都五条の陶器市でも売り子をやったっけなあ。ビールばかり飲んでいて、酔っ払ってはかなりあやしい口上を言っていたような…。

少しばかり知識がある人のほうが売りやすかったように思う。
まったく知識がないと人は怪しむものだ。いや、けっしてあやしい物を売っていたというのではなくて、こちらをあやしいと思うかどうかという話なんだけれど…。

わらび餅。
前の写真は「こんにゃく」みたいだったのだけれど、今回は「綺麗なこんにゃく」みたいになった。んでもさ、スーパーやコンビニで100円で売られているわらび餅ってのも、あれは本当のわらび餅なのかなあ…。多分、本わらび粉100%なんてものじゃなくて、何かの粉を固めた澱粉餅だったりすると思うのだけれど。

5個500円を10個500円で売っても利益が出る水蜜桃みたいなもんで、ま、ボクの経験から言わせてもらえば、けっこう儲かるものなんじゃないかと思っているのだけれど…。

ま、知識があってもなくても、売りにくいヤツは売りにくい、ということかあ。というか、今日のわらび餅は、杏仁豆腐入りわらび餅にしたって話なんだけれど…。


そろそろ満開だね、さくら

さくらは咲いて
おいらは散って

満開満開


やっぱりさくらの花には鶯色の自転車だね。
ハローワークの憂鬱(7)
トヨタからの書類が来ていて、火曜日にはハローワークに離職票を提出に行った。ハローワークはにぎやかで、足の踏み場もないような状態…。嫌な雰囲気。雇用保険説明会は来週。これにはいつものように「大会議室」なんて名前の部屋が使われるようで、それが毎日行なわれていることを考えると、なんと失業者の多いことか。

ハローワークというよりも、失業給付支給所、ハロー失業給付、ハローアン(職安のアンじゃなくて「unemployment benefits」のアン」なんて名称にしたほうが良いのではないかと思っているのだけれど。というのも、無料、有料就職情報誌が書店だけではなくて、スーパーやファミレスの店頭に並んでいる現在の求人事情を考えると、そして人材派遣会社の数と、そこを通してじゃないと雇用しない企業もあることを考えると、ハローワークの、そのネーミングの意味するところの役割なんてのは、たかがしれてるのではないかと思うのだけれど。
トヨタ期間従業員に行こう | ハローワークの憂鬱(6)
ハローワークを通じた就職は全体の2割しかないそうですね。あのハローワークの混雑というのは、結局は就職活動というよりも失業給付のためなのでしょう。

もうすでに書いていたね。一年前と何も変わっていない。あれほど雇用促進事業団による無駄使いがマスコミで大々的に取り上げられたにもかかわらず、解体されるからだろうか、職員からも「やる気」なんて気持ちは伝わってこない。開き直っているのだろうか、それとも三つ子の魂百までも、ということなのだろうか。
トヨタ期間従業員に行こう | ハローワークの憂鬱(5)
離職票を届けた時点から、ハローワークは失業者に対して積極的にアプローチするべきではないでしょうか。現状では説明会、第一回認定日までは無関係状態ですからね。もっと失業者との対話を通して、一日も早い再就職を計るということが肝要かと思います。「どうせ失業給付を受給するんだろ」というような態度で失業保険屋になっていては、ハローワークが何のためにあるのか分からなくなりますよね。もちろん失業保険給付ということもハローワークの本業の一部なのですが。

ハローワークを利用する理由が「失業給付受給中だから」という人が多いということ、それは実は、ほとんどの失業者が「しかたない」という理由でハローワークに行っているということで、ハローワークへの期待感ではないはずです。

何も変わってはいないのだよ。

そういうボクも何も変ってなくて「また来たのかよ〜」なんて言われてもしかたないのだし、いろいろな文句を言っても、いろいろ不満を書いたところで、やっぱり失業保険を受給して、そしてそのためには求職中という状態にあらなければならないのだし、そういう状況にしているのだし、ボクが求職中であるということがハローワークの職員の安泰だとすると、利益は共通しているのだろうし。

同じ穴のムジナ、なのかもしれないね。

そんな失業者の1日は、
05:30 起床(早っ)
06:00 地図印刷(Yahoo!地図で。GoogleよりもYahoo!のほうが使いやすいかも)
08:00 打ち合せの電話とか
09:00 ブランチ(即席めん2個。やっぱりトップバリューの安いやつ、卵入り)
10:00 サイクリング(今日は多分20キロは走ったかなあ)
14:00 サイクリングより帰宅
15:00 家でゴロゴロ
16:00 水汲みとか買物(ヨーグルト2種、豆腐2丁、牛乳、ごぼう天)
17:30 食事準備(野菜味噌汁{小松菜、タマネギ、キノコ、卵、ちくわ、ごぼう天}納豆、ヨーグルト)
18:00 食事
以降 ゴロゴロ、風呂とか

さてと、ちょっと本でも読んで寝るかなあ。その前に風呂かあ。てかもう22時かあ…。


で、完成度を増したわらび餅。来週からは羊羹に挑戦。
すこしテスト
jugemの投稿画面が変わったのでテスト投稿。



なるほど、wordとかみたいになって、画像のサイズ調整も投稿画面で出来るようになったし、HTMLモード切替ができるようになったから、これまでよりも表とか崩れないで表示できるようになるのかな。

か、っか。そっか。

すこし扱い難いところもあるね。文字色を変えるとか、その色がパレットの色しか選択できないとか、ま、HTMLを書き換えればいいだけだけれど、投稿した感じが視覚的に分かるから、一度UPして、再度編集するという二度手間はなくなるかもね。


改行位置も同じ位置だといいけれど・・・。
冷たい部屋の日本地図(って、陽水の歌にあったね、あれは「世界地図」だったけれど)
どの地図が使いやすいか・・・。
見るだけだと色とか文字の大きさや数、それに慣れなんてことになるのだろうけれど、検索とかして使うとなると、機能が問題になるのかなあ。

パソコンの画面に表示されたものをスクリーンショットで保存して、それを50%縮小した画像。印刷して使うとなると、livedoorとかが便利なのかもしれないね。yahoo!のはスクロールしないと表示されない縦長。

ま、使い分けるというのが一番良いのかもしれないし・・・。というか、ナビがあるから、地図は必要なかったりするか。徒歩とか自転車とか、バイクだと必要だろうけれど。携帯で見たりするのかなあ。そうなると地図を印刷する必要もなくて、表示速度が速いとか検索機能が多いとかというのが選択基準になるのかもね。

航空写真と重ねて見ることができて、地図を見るのは飽きないね。Google Earthもちょっとした旅気分になれるし・・・。

yahoo!



livedoor



Google



マップファン


 
信じるものは救われますか?
前のエントリーで『またこれで期間従業員の間に「絶望感」が生じるのでしょうね。努力と成果が相関しないということ(絶望感の元なのですが)それがトヨタの人事戦略の「転機」ということだけで災難のように降りかかってくる』と書いたのですが、なにも期間従業員の間だけにその「絶望感」が生じて蔓延するということではなくて、この国全体が絶望感に包まれているのだろうと思っています。
反貧困フェスタ2008

貧困問題の実態が「見えない」「伝えられていない」ために、自己責任論が横行し、無理解にもとづく報道・政策が後を絶ちません。反貧困ネットワークはこのたび、日本社会に広がる貧困の多様な実態を伝えるために、多くの諸団体と協力して「反貧困フェスタ2008」を開催します。

という催しがあったそうですね。ニュースでやってました。連合の高木会長も出席したそうですね。

そのニュースの前には岡山突き落とし事件について報道していました。この事件の犯人である少年は強く大学への進学を望んでいたのですが、経済的な事情から今春の進学を断念したそうですね。
東京新聞:『就職先ない』同級生に 岡山突き落とし 逮捕少年、前日も職安へ:社会(TOKYO Web)

少年は強く大学への進学を希望していたが、昨年秋、経済的な事情から今春の進学を断念。周囲に「仕事をしながら金をため、来年の進学を目指したい」と話し、事件前日の二十四日にも就職活動をしていた。

少し前、と言っても20年とか30年前とかだと「経済的理由」で進学を諦めるというのがごく普通にあった時代もありました。ボクの姉たちもそんな理由で定時制の高校や大学の二部に働きながら通い卒業しました。そんな時代は確かにあったのです。長姉はいわゆる集団就職、紡績会社で働きながらの修学でした。15の春、自分の運命をどう納得なせたのか、ということはボクには分かりませんが、その給料のほとんどは弟達のために使われました。
しかし昨年秋、少年は高校に進学断念を伝えた。「親から『貧乏だから、今年の進学はやめてくれ』と言われた」

今の世の中に、そんなことがあるとは思っていない人が、きっと、かなりの数いると思っています。貧困があるなんて感じてない人もいるのだろうと思います。

大学を選ばなければ、例えば二部や通信という方法もあるのでしょうが「医学部に行きたい」というほどの成績は、きっとそのことを許さなかったのでしょうし、努力もしたのだろうと思います。

努力は報われますか?

前のエントリーにも書きました。その時はトヨタの登用数減少でどれほどの期間従業員が、報われない努力をしなければならないかを書きました。企業の「転機」という理由からです。

努力の差ですか?

努力しても、貧困の壁が邪魔をする。
もっと努力をしなければならないのでしょうか。普通の家庭に生まれた子供たちは、何も考えないで進学し、何もしな大学生活を送る人もいる。その差はなんなのでしょうか。

貧困の連鎖は、こうして作られますか?
学校に行けない子供は、学校に行けない子供を作る。学力ではなくて経済的理由で。

そして何よりも問題なのは、努力が報われないという意識が国民全体に蔓延することだとうことです。
現在の日本は職業、家庭、教育のすべてが不安定になり2極化し、「勝ち組」「負け組」の格差が拡大している。「努力は報われない」と感じた人々からは希望が消滅し、日本は将来に希望が持てる人と絶望する人に分裂する「希望格差社会」に突入しつつある。『希望格差社会―「負け組」の絶望感が日本を引き裂く 』山田 昌弘

ということだと思います。

努力したら報われる、とか、勉強したら進学できる、なんてことを信じられるかどうか、その差が今後拡大するのだろうと思います。内田樹先生の言う「努力についての動機づけの差」や「学力についての信憑の差」によって、子供が育つ環境によって更に拡大するということなのでしょうね。

いえ、今回の事件を「貧困」の1点で片付けるつもりで書いているのではありませんし、まして少年が犯した罪は重大です。償いきれるものでもないとも思います。

ただ、貧困ということがあって、努力が報われない人たちがいて、それでも努力したら報われると信じていて、努力をするのだけれど、どうにもならないことが世の中にあふれ出しているのではないかと思っているのです。

絶望するときというのは、きっとそんな時なのでしょうね。やってもやっても何かが邪魔をする。何か得体の知れないものに運命を左右される、のだろうと、思います。
父親によると、前日の夜、駅から一緒に帰宅途中、少年がこの日も職業安定所を訪れ、五カ所ほど就職先の候補を探してきたことを知り、慌てないでゆっくり考えるよう諭した








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