トヨタ期間従業員に行こう

トヨタ自動車期間従業員であった筆者が期間工、派遣社員、非正規社員についてや雇用の問題そして1年間にわたる失業生活、その後のタクシー運転手としての日々なんかをぬるめに書いています。

ワークシェアリングは出来ません
トヨタ自動車はこういった状況においても昇給があるみたいですね。
さすが世界一の企業というか、まだ余裕があるのでしょうね。組合員平均7100円の定期昇給だそうです。

ワークシェアリングのことが、毎日新聞のサイトに出ていましたので、朝から読んでいました。

厳冬春闘:世界不況に揺れる労使/上 ワークシェアという名の賃下げ − 毎日jp(毎日新聞)

期間従業員の雇用が守られたとしても、毎日掃除や草むしりをするような仕事ばかりだと、苦痛だろうと思うのですが。ワークシェアリング地獄、なんてことになるのだろうと思っています。

そのことは正社員も同じことで、現在トヨタが行っている時短によるワークシェアリングも、計画停止や休業日という仕事がない日にも給料を貰っているから良いようなものの、減収になっていますので、ワークシェアリング地獄なのだろうと思います。

双方が「地獄」と感じ始めると、やがて対立するのでしょうね。いや今でも「期間工のやつらがいるから」なんて思う正社員の方も多いのだろうと。

先日発表されたトヨタの「無料の職業紹介事業 期間従業員の再就職支援」というのも、結局は雇用維持はできないという表明みたいなもので、デンソーが行っている期間工に対する早期離職者手当てもリストラなのですから、春闘で組合が勝ち取ったものは7100円の定昇と、組合員(除く期間従業員)のワークシェアリングをしないことでの実質的な収入増なのだろうと思います。

多くの期間従業員の人たちにとっては、残るも地獄去るも地獄なんてことで心の葛藤がある春なのでしょうね。残ったとしても、そして逆に正社員が優しくしてくれたとしても、気持ちは重いままでしょうし。

そういった平等思想みたいなもの未発達な国でもありますから、正規・非正規間でギクシャクした関係になってゆくのではないかと思っています。期間従業員がスケープゴートになって陰湿なイジメみたいなことが起きなければいいとも思っていますけれど。パワハラ、セクハラとか、こういった非常時でなくてもありますから。

今ある時間や仕事を分けると言っても限界があるのでしょうから、雇用創出というかなにか自動車製造のほかに事業を拡大することも、と考えたいたら「トヨタが介護事業に参入してもなあ」なんて脳が否定していますけれど。となると「無料の職業紹介事業」を通して就職してもらう、正社員に対しては出向や派遣という形で移動してもらう、ということになるのでしょうか。

ワークシェアリングする/しない、ということではなくて、そこにも正規・非正規の対立があると考えると、社会全体が対立構造になってしまわないか、と思っています。ま、それでもそのほうが良い人たちもいるのでしょうが。(つづきがありますが、あらためて書きます)

梅の花も終わり
ワークシェアできないならベーシックインカムで?
前回の続きですけれど、ワークシェアリングはとても難しいことのように思います。そのことで精神的にダメージを受ける人も出てくるだろうし。前回書いた対立やイジメなんてことも起きるのでしょうしね。

それは収入が減るということだけではなくて、たとえば企業愛なんてことから「排除」という形を取る対立ということなのでしょう。中には自決するひともいるのでしょうし。(正社員が会社のために早期退職するということです)

日産:休業日の副業容認 自動車メーカー初 − 毎日jp(毎日新聞)

日産自動車は6日、今月から全正社員を対象に、賃金カットを伴う休業日の副業を認めることを明らかにした。副業容認は、東芝や富士通子会社など電機業界では広がっているが、自動車メーカーでは初めて。


「副業」しなければならない状態でワークシェアなんて思想は生まれないでしょう?きっと。この状態で、例えば派遣社員がいたとしたら「どうして会社はオレたちがこんな状態なのに派遣なんてのを雇ってるんだ」と思うのが普通でしょうから。その副業で得た収入がまるでそのまま派遣社員に回っているような錯覚さえも覚えるでしょうね。

ワークシェアリングによって賃金がどこまで下がるかにもよるでしょうけれど、副業を会社が認めてしまうということは、そのことの限界(ワークシェアの限界)を宣誓したようなものですから、それが雇用を守れないということの大義名分になるのだろうと思っています。そして今までは正社員vs非正規、だったのが、正社員vs正社員という対立になるのだろうと思ったりしています。

無人島でのサバイバルをイメージしているのですが…。

こうなると、まるで「あなた作る人、わたし食べる人」(だったっけ)という問題になったCMのようでもありますね。

「あなた働く人、わたし貰う人」というような…。
昨日のエントリー「派遣が悪い理由」では労働の意義とか意味が失われていて、金を得るためにはなんでもあり、金の質は問わないという精神構造になっている、と書いたのですが、そういう状況下にあって、いよいよ社会は二極化するのだろうと思います。

働く人、と、貰う人、です。扶養・被扶養という区別化というか。
これまでは雇用のされ方の違いはあったとしても、おなじ「働く人」という立場での格差があったのですが、これからは働く人が全ての社会保障を一手に引き受けなければならない時代になるのかもしれないですね。

年金受給者が増えたと考えれば、そんなに複雑に思い悩まなくてもいいかもしれませんが。

そういった感じで、ベーシックインカムが語られると、福祉国家ってのは年金国家、生活保護国家になってしまってしまうのでしょうね。そしてこれまでの格差問題のように「派遣切りはんた〜い」なんて声を上げることもなくなって、寡黙な集団が現れるのだろうと考えています。

だって「お金を儲けることはダメなことですか」というみんなが認めてしまっているのだし、そのお金、いや金の質は問題にしないのだろうし。モラルハザードどころか「犯罪容認」とまではいかないにしても、人として生きることが根底から覆されるような社会になるのではないかと、それは監獄国家というようなものではないかと、失業者で生活保護に一番近い男は土曜日の早朝から考えているのだけれど…。

梅の蕾
勇気というよりも矜持なのだろうね
今朝新聞を読んでいて、思わず泣けてしまった。

asahi.com(朝日新聞社):ホームレス歌人さん返信「連絡とる勇気、ありません」 - 社会

ホームレス歌人の記事を他人(ひと)事(ごと)のやうに読めども涙零(こぼ)しぬ

胸を病み医療保護受けドヤ街の柩(ひつぎ)のやうな一室に居る

「皆様の御厚意本当に、ありがたく思います。が、連絡をとる勇気は、今の私には、ありません。誠に、すみません。(寿町は、東京の山谷・大阪の釜ケ崎と並ぶ、ドヤ街です。)」


失業者支援法案が提出され、雇用保険法が改革される時期、あるいは生活保護や失業保険の拡大が言われ、そしてモラルハザードが語られる。

それらのことへの隠喩として読み取れることも出来るのだけれど、また選者や新聞社側の気分的な伏流として、認識されていないにしろ存在しているようにも取ることは出来るのだろうけれど、ここはホームレス歌人氏の「勇気」という「矜持」を見習いたいと思う。

我が上は語らぬ汝の上訊(き)かぬ梅の香に充つ夜の公園


この歌は選外だったそうだけれど、夜の梅園もだけれど、雨の梅園や時期を外れた梅園のことを考えさせられて、ボクには感動的だった。


最後の梅の花
青空の下で満開の花を見ることは幸せなことなのだろうけれど…。
国民総期間従業員ということ
トヨタ自動車に罪はありません。

派遣切りがなかったということです。「派遣切りトヨタ」とか「非情な派遣切り」なんてことが言われていますが、トヨタ自動車本体ではそのことが問題になる以前、昨年9月、リーマンが破綻した時期には、派遣社員はほとんどいなくて、期間従業員も削減の方向にありました。

リーマン破たん、期間従業員の募集はありません
一部にあった10月から期間従業員の募集を再開するということもなくなりそうで、当分の間は募集もなくて、現在雇用されている人たちも期間延長なしということになりそうですね。

10月から少し増産体制になるという予定(というか、今年の1、2、3月に予定されていた繁忙期の増員、在庫増)がなくなったということで、そのまま募集をしなかったということなのです。原油価格高騰による自動車販売の落ち込みは、派遣切りの被害を最小にしたということにおいて、幸運だったのでしょう。

9月初めに、年内満了予定者は延長なし。
との、口頭での通達がありました。

トヨタ自動車は、世間から思われているような「非情な」こともしていなければ、期間途中での解雇もなかったのですから、法的にはなんらやましいこともなく、「よくやったね」と世間はほめてやってもいいくらいなのかもしれません。

下請け、関連企業においては派遣切りが行われたとしても、それをトヨタの力で止めさせるということも出来ないでしょうし、出来ない状態にあったのでしょうし。

非正規雇用が雇用の調整弁となったことは確かなのですが、もともとそのために期間従業員や派遣社員を雇用していたのですから、それは「切った」というよりも、予定通り「弁を使った」ということでしょう。経営側も組合も「どうして責められるのか」と驚いたのかもしれません。

他の企業、例えばキャノンのあの卑劣な派遣切りや偽装請負と比較すれば、希望退職者を募ることもなく、ほとんどの期間従業員が円満に満了していったトヨタは責任を果たしたと言っていいでしょう。

[第5回]派遣禁止は有効ではない、貧困問題解決のための処方箋:朝日新聞グローブ (GLOBE)|World Economy―先読み世界経済 大竹文雄

という論文を朝読んでいました。
非正規雇用禁止は有効ではないのですが、派遣を禁止するということはまた違う問題のようにも思います。大竹先生もそのあたりはご理解なさっていて、文字数上そこまで言及しなかったのでしょうが。

派遣労働者が増えたのは事実であるが、非正規労働の多数派は今でもパート労働などであり、派遣を禁止したところで、非正規労働がなくなるわけではない。

非正規雇用のなかでも派遣は個別に扱わなければならない問題だろうと思います。派遣切りで、特に問題となった製造業、例えばトヨタでは雇用調整に長期雇用型の期間従業員という直接雇用を行っていました。それは大竹先生がおっしゃられる「正社員の任期制」の前段階のような、あるいはそれを予感させるものでもありました。

派遣労働の問題点を解決するためには、正社員の雇用契約期間に、5年、10年といった任期付きの雇用を認めていくことも一つの方法である。そうなれば、派遣から直接雇用への転換も容易になる。短期の契約であれば、企業は労働者に訓練をするインセンティブはないが、中長期の雇用契約であれば、訓練して生産性を上げることが得になる。

このことをトヨタは目指していたのかもしれません。期間従業員の生産性向上化、「仲間化」ということです。ただ、それは生産性だけのために、それまでの最長11ヶ月という期間が2004年に改正されて2年11ヶ月になったのでしょう。労働者のためではなくて。

2年11ヶ月という雇用期間は非正規労働者のスキルアップや能力開発を行うことが出来る長さです。(1年研修や2年研修というものも、行っていましたしね)全体の生産性を上げるためには、非正規労働者という低賃金の労働者のレベルアップが有効なのでしょうし。

おそらく、組合としてもあのままの景気が続いたら、期間従業員の職業訓練や能力開発といったことを経営側に求めたのだろうと、ボクは思っていますけれど。

全てを正社員化する、言い換えると全てを期間従業員ということ。大竹先生の案は「正社員の雇用契約期間を設けて、派遣も雇用する」ということなのでしょうが、いっそ全部を期間従業員にしてしまうということも考えられると思います。あるいは、非正規雇用は直接雇用の期間工やパート労働者にするということにすればいいのではないかと思っています。派遣という労働力を商品として、それを搾取する仕組みが問題なのですし、その被害者が多いのですから。

トヨタのように最低4ヶ月間連続雇用するのが難しいという企業もあるでしょうが、それならば逆に直接雇用の非正規社員と日雇い派遣という2つの雇用関係だけにしてしまうほうがいいのかもしれません。

その場合は、日雇派遣労働者も雇用先と直接雇用契約を結んで、半日から社会保障の加入を義務付け、加算される仕組みにすれば通算6ヶ月で失業給付も受給でき職業訓練を受講できるようにすれば安全が確保されるだろうと考えています。

愛知にとって期間工とは| トヨタ期間従業員に行こう
トヨタとその関連企業の雇用力というものに感謝している人が多いのだろろうと、感じています。特に40歳を越えるとトヨタ以外の期間工や派遣会社では雇用してくれるところが少なくなりますから、やはりトヨタは中高年にとってありがたい雇用主

だったのです。

トヨタの期間従業員と言う制度は、何度か書きましたが、大きな雇用力でしたし、労働者にとっても調整弁として、セーフティネットとして、その制度を利用(中には悪用していた人もいるでしょうし)していましたから、もう少しどうにかすれば、例えば大竹先生のように「任期制」という識者の意見が多くなり、そこからシステムの変換が起これば、労使共に「得」になるのだろうと思うのですけれど。それがこの国の「得」でもあるのでしょうし…。

欧州では、経営上の理由による解雇は認め、失業保険や職業訓練は充実するというのが大きな流れだ。この点は、日本も参考にすべきである。目の前の失業者を救う方法を間違えると、その何倍もの失業者が発生するだけでなく、将来、日本全体が貧しくなってしまう。

失業に対しての保障が手厚くなることは良いのでしょうが、失業保険や職業訓練が有効的に作用しないと、現状では受け皿もないのに、ただ失業保険や職業訓練で失業期間を引き延ばしているようにも感じます。訓練後が見えない訓練なのですし。

そのことも含めて「間違えると」、勤労者の負担が増えて、高齢者も失業者も扶養しなければならない時代になるのだろうと思います。そうなると働かないもの勝ち、なんてモラルハザードが起きるのだろうし。

急激な不況による大規模な失業を防ぐためには、政府による需要創出しかない。そのためには、増税も選択肢になる。


と、ま、ボクも思うのだけれど、ほとんど消費もしなえれば、生産もしていないので、言う立場にないのかなあ、なんて思っています。てか、長くなったけれど…。

折鶴

#一部訂正加筆しました。(3月10日22時30分)
雇用詐欺
これはひどいね。

詐欺容疑:「雇う」とだまし40万円詐取、元自衛隊員逮捕 - 毎日jp(毎日新聞)
トヨタ自動車九州(福岡県宮若市)で派遣社員として働いていた男性(21)に「社員として雇う」とうそをつき、計40万円をだまし取ったとして

「男性は40万円を借金したうえ、退職届けを既に出したと訴えているという」退職を撤回してもらえないんだろうか。トヨタ自動車九州はどうするのかなあ、というのが多くの人の興味だったりするのかもね。

「うちで雇う。トヨタを辞める代わりに2000万円払う」なんて、派遣社員が辞めるのに2000万円も払わなきゃいけないということを信じさせるこの元自衛隊員って、どんだけ口達者なんだろうか。というか、信じるほうがちょっと「?」なのか。

きっと「今は派遣切りが問題になっていて、君を辞めさせると労働組合とかマスコミに叩かれるから、辞めたくても辞めさせてくれないんだよ。知ってるだろ?だから、そのためにもお金が必要なんだよ。それぐらい夏のボーナスで取り返せるから」とか言ったのかな。

派遣切りに派遣詐欺かあ…。というよりも定額給付金詐欺とか、なんでもありだね。きっと高速料金1000円詐欺とか、失業給付受給詐欺とか、職業訓練校詐欺、なんて考えてるんだろうね。新聞の見出しが全て「詐欺」に結びつくのだろうし…。

あと、これも新たな内需拡大策なのか?
ETCの次はタイヤで大忙しかもね。ま、パンクだと交換じゃなくて修理なのだろうけれど。それでも2000円ほどかな。もっとかな。最近のタイヤはパンクしなくて…。 690台×2000円、138万円…修理だと微妙な金額だね。数が多いとどうもそういう考えになるのも、ボクがイカレテしまっているからだろうかなあ。

asahi.com(朝日新聞社):3週連続パンク被害、また107台 福島・いわき - 社会
今月に入って3週連続で、昨年8月の約300台と合わせ、被害車両は690台近い。


もうひとつ。
平日の1日を無給の休日、なんて休んだら無給だろう、と思う人もいるのだろうけれど…。というか、中小企業だと普通に行われているのかもしれないね。町工場とか個人商店とか。日給月給のところも多いのだろうし。会社が生き残るため苦渋の選択を、ってことなんだろうね。

NIKKEI NET(日経ネット):日立労組、無給休日提案の受け入れ決定
平日1日を無給の休日とする日立製作所の経営側の提案に、同社の労働組合は14日、提案を受け入れることを決めた。



修行大師
情報弱者というより厚労省の怠慢とか
小沢民主党代表の問題はどうなっているのかどうも分からないのだけれど、それにほとんど興味がなくなっていて、今は「自民だろうが民主だろうがどうでもいいよ」というぐらいの気持ちでいる。たぶんほとんどの人がそうだろうと思うのだけれど?「なにかが変わるかも?」という期待感で「一度民主党にやらせてみれば」なんて人もいるのだろうね。

多くのブログ書きが政治のことについて言及しているのだけれど、なんだか「ネタかあ」ぐらいにしか思えなかったりする。それを言うと「オレはどうなのよ」ってことになるのだけれど。

政治の質は、そうだね、やっぱり「銭ずら」。アントニオ猪木も言ってるだろ「銭ですか!銭があればなんでもできる」ってさ。
追加雇用対策:1.5兆円、与党午後決定 職業訓練前提、長期失業者に生活費 - 毎日jp(毎日新聞)
与党の追加対策は、失業手当が切れた長期失業者らに対し、職業訓練に取り組むことを前提として月額10万円程度の生活費を給付することが柱。


先日から何度も書いているのだけれど、その職業訓練校の入学倍率が4倍〜5倍だっていう状態なのに…。抽選式雇用対策ですか?魔法のシステム職業訓練。

「職業訓練ですか!職訓出ればなんでも出来る!」「職訓ずら」
きっと日本テレビでは「訓ゲバ」を製作するに決まってる。

舛添氏はこの生活費給付について「モラルハザードを起こさない配慮も必要で、何でもかんでも給付というより、貸与してしっかり(訓練を)やった方は返還免除という形が一番いいと思う」と述べ、貸し付けが望ましいとの考えを示した。

ふ〜ん、ま、ここで反論してもしかたないからしないけれど結局、競争に負けた人は浮かばれないということなんだろうね。ロトセーフティネット、とか、倍率セーフティネット、サマージャンボセーフティネットなんだろうね。

3月11日に発表があった「介護福祉士養成コース」の募集です。
厚生労働省:「介護福祉士」資格取得を目指す離職者訓練の受講生募集について〜全国で、約3,500名の介護福祉士養成コースを実施予定〜
なお、雇用保険の受給資格がない方であっても、派遣労働者等の非正規労働者であった方で事業主都合により離職をされた場合には、「技能者育成資金制度」により、訓練期間中(2年間)、月額10万円(扶養家族を有する方については、月額12万円)の貸付けを受けることができ、さらに、一定の要件を満たせば貸付額の全部又は一部の返還が免除されます。


都道府県別の募集人員、募集期間です。
厚生労働省:平成21年度介護福祉士養成コース(2年)の募集状況について

熊本県 80人 ※募集終了

熊本だけではありません、奈良、岡山、沖縄では募集がすでに終わっていました。福岡は次の日12日で終了、13日で終わったところも多いですよね。18、19日にはほとんどの自治体で募集が締め切られました。これが公平だと言えるのですか?

このコースは来年まで開講されないのですよね。本当に介護職に就きたい人は、切り捨てられてしまって、上手に利用できる人だけが生き残れる。それに通信制介護福祉士コース修了生の資格取得ができなくなって(例えばNHK学園の介護福祉科を終了すると受験できていたのが今年の1月入校を最後に出来なくなった)更に門戸が狭くなってしまっているのに…。

自民党だろうが民主党だろうが、失業者のことなんてあまり考えてないのだろうけれど、そんならどっちが政権取ろうと関係ないって話だし。てか、この国がどうなろうと、関係ないんだけれどね。

テポドン落ちて、テポドン景気来るかも。

(関連記事)
職業訓練校浪人
平成新堕落論
職業訓練校の面接についてだけれど

ホームレス猫に餌をあたえないでの張り紙
「ホームレス猫に餌を与えている方へ」という張り紙があって、一瞬ドッキとした。ま、猫も犬も人もってことか。「不妊・去勢手術を行ってください」かあ、手術しなくても子供つくれる余裕がないのが人間様のご時勢ってことなんだがね。
これぐらいの認識かあ
少し前の記事なんだけれど
再就職支援:与党が新基金の方針 雇用保険未加入者ら救済 - 毎日jp(毎日新聞)
職業訓練機関が定員オーバーとなる事態も予想されるため

というか、ほとんどの訓練期間は定員オーバーだったのだけれど?
3月6日の記事なんだけれど、今年に入ってからは4倍5倍は当たり前の状態だったのに、国もマスコミもヌルイというかユルイというか…。

と朝から思った。

asahi.com(朝日新聞社):定額給付金とモラルの退廃 - 経済気象台 - ビジネス

ま、モラルより銭ずら。
金さえもらえば自民だろうが民主だろうがどっちでも。というか、政治と利益の関係だろうけれど。市町村長選挙なんてのはどっちにつくかで仕事もなくなったり、採用もされなかったりってことがいまだにあるしね。

弘法大師2
反貧困というけれど
中日新聞:「派遣村」岡崎で開催 愛知県内初、各種相談受け付け:社会(CHUNICHI Web)

個別にすると難しくなるのだけれど、パチンコやギャンブルでの負債も派遣問題として扱われるのも…。派遣村というけれど、なんだか違う催しのようにも感じたり。派遣という雇用問題じゃなくて…。ようするに生活保護を斡旋するという第二の派遣のようなもの?

雨でも人集まるのかなあ。

灯篭

無縁坂
街の賑わいのすぐ側に貧困という地獄 | さよならまでの時間。。。
年度末派遣村に人々が押し寄せてるが
そこに行く気力すらなく死に行く人
もしかして事情があって行けないのかもしれない
臨時の派遣村を頼れる人はまだマシなほうだろう。

行けない人、行かない人も多いのでしょうね。

プロ遍路のことを「四国遍路」に何度か書いたことがある。
それに対する違和感とか不信感のようなものをいつも抱いていた。それは、たとえば本当に修行として托鉢を行いたいのならば、四国というやりやすい場所を離れるべきじゃないか、という考えに起因していたのだろう。そういった方法で小銭を稼ぐということ対して卑しさみたいなものを感じていたし、その人たちのズルさや要領のよさみたいなものへ嫌悪していたのだろうと思う。

あるいは憧憬みたいなものもあったのかもしれない。ボクには出来ないことへの。自分にはできないこと、というのは、時として嫉妬心が芽生える苗床になり嫌悪が萌芽する。そういう対立があることをボクたちは知っている。

今、ボクは、派遣村から生活保護受給者になった人たちに対して似たような違和感とか不信感を抱いている。この感覚もボクには出来ないということから起きるものなのだろうかと、ふと考え込んでしまった。

というか、一つ前にも書いたのだけれど、貧困の問題が派遣という雇用問題にあり、それを救済するのは職業訓練や生活保護といった10万から12万円というなんとも微妙な額の銭であるということにすり替わっているようにも感じる。そのことが説かれる。給付金に融資、それに群がる国民たちのような図を想像してしまう。

職業訓練も派遣村方式で「行った人は救われる」ということになる。4倍5倍の競争率という滑り台から滑り落ちた人はどうなるのだろうか。(とここ何日か何度も書いてきたのだけれど)「職訓への応募は結局、終了後にどれだけ雇用されたかが判断基準になってしまっていて…(窓口担当者も遠まわしに、「おじさんは遠慮してネ!」ってな感じで、トホホ…)」というのが実態だ。そしてボクの知り合いの金さんも不合格になった。

反貧困と叫んでいる人たちは政治家であったりオルグであったり。どこかで胡散臭さがつきまとう。立てない人を抱き起こして、スプーンで食事を食べさせる、というようなことがイメージ出来ない。街宣車の上に立ち、そこから安全な場所に向かって「こんなに貧しいのです」と言っている、あの組合の「ガンバロウ〜」が頭の中に浮かんでくる。卵はその手段として利用される、ような感じがする。

1.5兆円の追加失業対策費が発表された。失業者や貧困者を救済するというよりもやっぱり「銭ずら」という感じもする。金をばら撒く政治家と、それを拾う国民、ああ、あの「銭ゲバ」で風太郎がビルの屋上から金をばら撒いていたのは、こういうこと、この国への警告だったのだなあ…、なんて思っている。

貧困や格差はなくならない。それはハッキリしている。

運がいいとか 悪いとか
人は時々口にするけど
そういうことって確かにあると
あなたを見ててそう思う

「無縁坂」作詞さだまさし


肱川の焼鮎
肱川の焼鮎は美味しそうだったけれど、食べることなく通過した。
日系ブラジル人はどうなるのかって話になるね
豊田や豊橋、浜松なんて地域の日系ブラジル人は、多くは自動車関連企業に派遣社員として雇用されていたのだけれど、そういう人たちが派遣村に行ったとかいう話も聞かないし、ブラジル人ホームレスが溢れているなんて話も聞かない。

彼らは日本人と同じように今回のトヨタショックによって失職した、いわゆる派遣切りの被害者なのだけれど、大いに日本人とは違うように感じる。

「住むところがない」「頼る人もいない」なんて人がほとんどいなかった。それどころか彼らはアパートや団地(例えば保見団地のような)に住んでいて、家族がいて子供を育てていて、祖国にいる親や子に送金をしている人もいる。

この違いはなんなんだろうか、という疑問。ブラジル人が優遇されていたのだろうか?そうではないでしょう。直接雇用されたとしても小さい町工場だったり、条件の悪い派遣会社だったりで、大企業には雇ってもらえなかったはずです。トヨタ自動車の直接雇用である期間従業員は日本国籍を持っていることが雇用条件ですし。彼らがいなければ今回の騒動はもっと酷いことになっていたのかもしれません。

そういった日本人よりも悪い雇用条件にもかかわらず、どうしてブラジル人は路上で眠らなくてすんだのか、「500円が全財産です」なんて言わなくてすんだのか、生活保護を受けなくてすんだのか、なんてことを考えると、彼らの「村」に学ばなければならないことがあるのだろうと思ったり。彼らの強さは見習わないとなあ、なんて思ったりしています。

一部日本人の中には、パチンコに負けて多重債務に陥ったのも、トヨタが悪い、派遣が悪い、なんて人もいたりで。ま、生活保護を受給しながらパチンコ依存から立ち直ってほしいもんだ、と…。

#ま、とりあえず派遣のせいにしとけ、みたいなもんか。
#便乗解雇ってのもあったり、便乗保護ってのもあるか。
#とりあえず職業訓練校に入ってもらうかってことなのか。
#傷痍軍人の問題と同じで外国籍の人たちには援助なしってことなのか。
#経済戦争の傷痍軍人なのだけれどね。
とかとか…。とかとか…。

高野山奥の院の墨書授印
高野山奥の院の納経帳・墨書授印

当サイトでは第三者配信(Google)によるcookie を使用しての広告を配信しています。詳しくはプライバシー ポリシーをご覧ください。
<< | >>
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      





blogpeopleロゴ
にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 豊橋情報へ

follow us in feedly

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...