トヨタ期間従業員に行こう

トヨタ自動車期間従業員であった筆者が期間工、派遣社員、非正規社員についてや雇用の問題そして1年間にわたる失業生活、その後のタクシー運転手としての日々なんかをぬるめに書いています。

色酉鶏
「あの中には何が入ってるの?」

まだ子供だった姪がトランクの中身をたずねてきた。ボクが「ライオンが入ってるぞ」なんて言ったもんだから、逃げ出し母親の後ろに隠れて泣き出した。もうずいぶんと昔の話、大きめのトランクは成田からその日に宅配便で実家に届いたものだった。

その姪が結婚したという知らせを年末に聞いた。目出度い。無事に年を越せることよりも、報せのほうがボクには目出度かった。

その姪の母親から大晦日に荷物が届いた。毎年のことなんだけれど、餅とか魚とかが届いた。これまた目出度いことに、今年は大晦日が休日だったので、早速その魚を捌き刺身で祝杯。そうして無事に年を越せることにもう一杯。

夕方にはまた刺身やブリ大根なんてものを作って、飲み続けた。

酔うと、昔のことばかり想い出す。そうして酔うほどにハッキリと記憶が蘇ってくる。いろんなことがあったのだけれど、かなりクリアに想い出すことができる。トランクの想い出のように。一昨日何食べたかは忘れていたとしてもだ。

ボクは少し酔っぱらったままなんとなく2016年から2017年をスルリと抜け出した。部屋は暖かく、目出度さが溢れていたとしても、外は、玄関から一歩出れば、窓をガタリと開ければ、ボクと無関係の街が冷え広がっている。

トランクの中にはライオンは入ってなかったのだけれど、いつも戻る場所があった。そうして旅人のボクにも戻る場所があった。今はもうそのトランクもなくなってしまったのだけれど。

2017年 年賀状

新年あけましておめでとうございます。

今年の目標は、ブログを毎日更新する・・・てか、もう4日だし。
おらが春
やっぱりボクたちの季節というのはコマーシャルによって動いている。

ひな祭りのCMが流れていて、まだ正月どころかクリスマスも終わっていないボクはかなり焦って、「や、餅も食べなければ」とか「クリスマスのシュトーレンが少し残ってたな」なんてことになっているのだ。

世の中の行事に参加することは、世間並みに生きるってことは、とかく忙しい。

ボクたちは、消費者という称号を国家からいただき、とにかくなにがなんでも消費しなければ非国民だと罵られるような社会風土の中で生きている。消費こそが消費者の使命なのだ。それが今の世界の仕組みなのだ。

消費するために消化する。ちょうど、酒をたくさん飲むためにウコンや牛乳を飲むように、ちょうど、食べるためにダイエットサプリを飲むように、いつの間にか国家によってボクたちは大量消費するDNAを移植された。

消費中毒。街には食べ物が溢れ、ネットにも書店にもテレビの中も旅行にグルメのオンパレードだ。グルメにダイエット、健康というのが国民の一大関心事なのだ。

そんなことを考えながら、ボクは雑煮を食べる。デザートにシュトレーンを食べる予定だ。クリスマスと正月がいっぺんに来て、目出度い。ついでに酒も飲んでなお目出度い。

そうして今年も、成長しなければならない社会でボクたち消費者は、不健全な生産と不健全な消費を繰り返す。食べては吐いて、吐いては食べるようなシステム、それが目出度いこの国の正体だと解かっていても、もうボクたちは消費者という身分を抜け出せないのだ。

目出度さも人任せなり旅の春(井上井月)

雑煮
今年はヒラメの雑煮なのだ。
NO WAY!
トランプ氏のトヨタ批評は正しい。

メキシコ工場の建設は、豊田社長の「工場建設をひとたび決めた以上は、雇用と地域への責任がある」という責任論よりも、「アメリカで販売するカローラを人件費の安いメキシコで製造する」という、いつものトヨタ式のコストと利益優先主義からのものだからだ。

豊田社長のその「雇用と地域への責任がある」という発言は「メキシコ政府との約束がある」とも受け取れる。雇用と地域への責任と引換えに、メキシコ政府からずいぶんと優遇があったに違いない。

「NO WAY!(とんでもない!)だって、もう約束したんだから、それに土地だってタダみたいなもんで譲り受けたんだから、今さらなに言い出すんだよ、トランプ」

「日本の雇用と国家への責任」があったなら、この国の非正規問題はこれほど深刻になっていないだろうし、この国の少子化や格差なんてものも、もう少し軽症ですんでいたはずなのだ。主犯格トヨタ自動車。同じ社長の口から「責任」なんて無責任なコトバが出る。

社会的責任なんてものを果たしていない企業が多い。この国の消費者も未熟なものだから、そういった企業の商品を何も考えずに買ってしまう。悪が蔓延る社会。それを見過ごす人々。

人件費の問題を「雇用と地域への責任」の問題にすり替えたりしないで、それならばTOYOTA車はすべてMade in Japanにして、この国の「雇用と地域への責任」、それに「ブランド」への責任をキチンと取るのが正しいのではないかと思うのだが・・・。

トランプ氏、トヨタのメキシコ新工場批判「米に建てろ」:朝日新聞デジタル

ヒラメ
ヒラメのあらは焼いて食べた。
成人の日に
成人になる前から酒を飲んでいた。20歳になったら、少し堂々と酒を飲むようになった。

玉ちゃんやGさんに出逢ってから、それにくたびれた恋愛をするようになってから、斜めに構えて酒を飲むようになった。いつも小銭を抱えて、カウンターだけの小さな屋台やおでん屋で、焼酎のお湯割りを飲んでいた。角打ちをするようになったのも彼らの影響だった。

20歳の若造には、それがとてもカッコよく思えた。そしてとにかく酔えればよかった。酔った勢いで、欲望を愛にすり替え、女のアパートに行くのが日課のようになっていた。ボクよりも20歳も年上の女たちとの恋愛も、そんな酒の飲み方と同じだった。

Sくんが「成人式のことを憶えていますか」なんて聞くもんだから、そんなことを想い出したし、成人式のことなんかも、その前後のうらぶれた日々なんてことも、キチンと憶えていて、「かなり鮮明に記憶してるよ」なんて答えた。

ソープランドの待合室でボクたちは成人になった意味なんてのを考えていたのだ | トヨタ期間従業員に行こう

成人の日にボクとTのこと・・・。

あの頃のボクが今のボクを作っているのだろうか?
想い出はキチンと残っているとしても、ボクはもう彼らとも、あの街とも、キレイに別れてきたのだけれど。

今は、とても普通に生きていると思う。毎日自炊して、健康に生きよう、なんて思っていたりする。相変わらず酒は飲んでいるのだけど、タバコは止めた。玉ちゃんは自殺して、Gさんはガンになったのだけれど。

とても普通なのだけれど、なんだかいまだにそういった想い出の中で生きているのかもしれないと思う。「憶えていますか」というよりも、そのあたりの時間の中にしかボクはボクらしく生きてないのかもしれない。きっと、毎日毎日、身体の中で記憶という細胞が増殖しているに違いない、そう思った。

想い出が人を人にさせる。後悔や恥や苦悩を知らない人は、きっと人に成らない。成人の日にそう思った。そうしてあの頃のことをまた想い出している。

三三、吉弥 二人会
吉弥 三三 二人会にて

悩み悔い恥を知ることが大切なのだ。
年末年始狂騒曲
この街に、そしてこのうらぶれたアパートに住み始めて9年目の春だ。

今朝、家賃を振り込みながら、小学一年生が中学校を卒業する時間なんだなあ、なんて考えていたら、とても長い時間が過ぎたように、感じた。そうして「こんなはずじゃなかったのにね」なんてつぶやいてみた。独り言も、もうすっかり板についてきた。

先月中に払わなければならない家賃を10日過ぎに支払ったほど、相変わらず忙しい毎日を送っている。大家さんも寛大で、催促してこないものだから、ついつい遅延してしまう。遅れるもんだから、またすぐに払わなければならない状況になる。

銀行から帰って、お茶を飲んで、そうしてこれを書いている。お腹も空いた。朝ご飯は食べていない。

さてさて、年末年始のことを少し・・・。

クリスマスに昨年に続いてシュトレンをいただいて、これをチビチビ食べるのが、最近の年末年始のスウィート事情になっている。まるおを想い出す。そういえば、今年はコンビニでもシュトレンが山積みで販売されていた。

シュトレンとストールアルザシアン | トヨタ期間従業員に行こう

シュトレン2016

業界は相変わらずで、高齢化だけが進んでいる。高齢化による交通事故の危険性と車両供給過剰、そうして労働力不足が一方では深刻化している。このままでいけばタクシーに未来なんてものはない。いや、タクシー運転手に未来はない、といったほうが正確だろう。

「待て」を出来ない人たち。目先の利益や欲だけで動いている、そんな計画性のない人たちが業界に多いもんだから、きっとこのまま消滅するに違いない。もう歩合制の賃金では無理な時期に入っている。サービス業と歩合制なんてものは、どうも親和性が低いように感じている。

31日にはブリやヒラメが届いた。
最近は回転ずしブームらしくて、週末は行列が出来ている店舗が多い。その主役マグロも絶滅危惧種になるぐらいに食べられているらしい。大間のマグロが7000万円で落札されたなんてニュースを聞くと、なんとなくだが哀しくなったりもする。だってボクより高いのだろうから・・・。マグロ>ボク。

ボクはマグロよりもアジやイワシ、サバにブリを、その回転ずしに行くと食べる。
マグロなんてのは、どうなんだろう、そんな絶滅危惧種を好んで食べるほど飢えてもいないし。だいたい、一皿100円のマグロなんてのは冷凍だろうし。

「とろける」感じがみんな大好きらしい。というか脂肪が好きなんだろう。だから直美とかマツ子とか・・・ってのは違うか。

とろける、脂肪注入肉は美味しいですがなにか? | トヨタ期間従業員に行こう

ブリのほうが美味しいのにね。みんな洗脳されてしまって「マグロ至上主義」みたいなものになってしまっている。

そのブリも養殖技術が進んでいて、ブリトロなんてのはマグロのそれをよりも美味しいと思う。

ブリトロ

ほらね、この色とか艶とかサシ。でも、とろけるのではなくて、しっかりと歯ごたえもある。右はヒラメ。

ブリかまとブリ大根

ブリかまは焼いて、その向こうは、ブリ大根。

ブリカレー

そしてブリカレー。

そんな年末のごちそうだったのだけれど、新年が明けて、なにかが変わる雰囲気もなくて、そうして10日。ブリのように出世することもないだろうことは、もうすでに解かっているのだけれど、平穏無事な一日が、まったりととろけるように流れ過ぎてほしいと思っている。

思っているのだけれど、新年早々仕事するのだから、やっぱり普通には生きられないのだろうなあ、なんて絶滅危惧種であるタクシー業界に身を置くひとりとして考えている。

あ、狂騒曲でもなんでもなくて、年末食事事情だったね。
トランプ VS トヨタ
やっぱりトランプ氏のほうが正しい。

NO WAY! | トヨタ期間従業員に行こう

標的とか批判、脅しとか恫喝、狙い撃ち、そんな言葉でトランプ氏のツイートと、それに対するトヨタ自動車のアメリカへの1兆円もの投資を表現しているのだが、トヨタに対しては、媚米とか、弱腰、卑屈、なんて言葉で今回の対応に見出しを付けてもらいたいもんだ。

トランプ氏が間違っているのではなくて、法律を改悪して、自らの利益のために、非正規労働者という低賃金労働者を大量に作りだし、そしていらなくなると、雇止めや派遣切りという非人道的な使い捨てを行い、この国の貧困や格差、少子化などの問題を引き起こした、トヨタ自動車を主犯格とする自動車産業のほうが、間違っている。

トランプ氏のように企業を批判し、国民のために「脅し」「恫喝」する勇気を持ったリーダーが、この国に現れなかった。それどころか、それら資本と手を結び、これまた自利のために、この国の若者を見殺しにしたのが、この国のリーダーで、それがこの国の悲劇なのだ。

逆にこの国のリーダーのほうが、企業に脅されていた。そしてエコカー減税なんて国家支援をしたりもした。「製造拠点を海外に移す」という恫喝によって、この国の人々も言いなりになっていたのではないのか。

トランプ砲ではなくてトヨタ砲が鳴り響いていたのがこの国の過去20年だったのだ。

今後5年間に米国で100億ドル(約1兆1600億円)を投資するらしい。トヨタ自動車の内部留保金17兆円に比べれば安いものだ。

アメリカに比べこの国の消費者は愚かなので、いやドMなので、「海外に移しますよ」と脅されても、「派遣法を改正」なんて痛めつけれても、それでもトヨタ車を買う。それどころか逆にもうトヨタ教の信者となって足元にひれ伏すしまつなのだから、泣けてくる。

トランプ氏は正しい。国家国民を第一に考えているのだから。

この国は企業、リーダー、そしてマスコミまでもトヨタ教に洗脳されて、本質を見誤っている。何が正しくて、何が間違っているのか、こんな単純な問題さえ、答えを出せないでいるのだから。

トヨタ100億ドル拠出

総額550兆円…膨らみ続ける上場企業「内部留保」上位45社 | 日刊ゲンダイDIGITAL
雪が降る前に
子供の頃は雪が楽しみだったのに・・・。
ニュースでは「注意」や「警戒」なんていう、嫌な、そして怖い文字が流れている。ちょうどセンター試験の日で子供たちの不安も、そのニュースの量と比例して増していったのだろう。こんな寒い時期に、人生を決める試験を行わなくてもいいのに・・・。

それでも週末で「影響」は少ないらしい。ちょうどライン作業のように流れている街で、ボクたちは、24時間365日、休まずに働き続けなければならない。成長こそが美徳なのだ。

「雪、降らなきゃいいのにね」
ボクは、鉛色の空をにらんでそうつぶやいた。経済とか成長とか、そんなボクたちの生態のために、すっかり悪者にされた雪は、鉛色の空の中で準備万端のようだった。

晴耕雨読、そんな生き方のほうがニンゲンらしいに決まっている。電車とか飛行機なんてことよりも、ほんとうは、北国の人たちの大変さとか、豪雪地方の災害なんてことを、真っ先に考えていたい。それに雪を職業にしている人たちのことを考えていたい。

そうしてこんな雪の日に人生が決まってしまう教育制度、それもどうもニンゲンらしくないように思う。試験の点数よりも、ほうんとうは、雪道を必死の思いで運転しているバスの運転手や、寒風の中で試験会場の警備をしている人や、合格を祈っている親のことを、真っ先に考えることのほうが、大切だと思う。

そのことが、どういうことかということかということを理解するほうが、その問題を解くことのほうが、本当は大切なことだと思っている。

2016年1月16日の積雪
2016年1月16日の積雪

初雪や | トヨタ期間従業員に行こう
雪だったね | トヨタ期間従業員に行こう
雪 | トヨタ期間従業員に行こう
空から… | トヨタ期間従業員に行こう
神立ち | トヨタ期間従業員に行こう
雪だるま
霜も降りない土地で育ったものだから、雪だるまを作ったという想い出は、・・・、しばらく想い出していたのだけれど、どうもないようだ。何度か雪が降ったことは記憶しているのだけれど、黒潮が流れる暖かい海からの風が、積もることを邪魔していた。

海は暖かかった。それでも強風が体感温度を下げる。常緑樹の森が海まで落ち込む、そんなリアス式海岸の街の朝は、漁船の音と、そのエンジンのニオイと、海の男たちの声が、ちょうど吹雪のように、舞っていた。

想い出や記憶の切なさや儚さの縁に感じるザラリとした手触りの実感。住むには狭すぎて、生きるには面倒すぎる、そんな故郷のことまで、想い出そうとしている。

雪の朝に、なんだか少しだけ哀しくなって、そして少しだけうれしくなって、朝から散歩をしたりした。

やっぱり子供たちは雪だるまを作っていて、やっぱり何人かは嬉しそうに足跡を残していた。やっぱりボクたちの旅心はとどまることを知らず、やっぱり子供の頃のことを思い出す。

そういえば、父も母も、兄妹も、みんな知らないだろうけれど、中学生2年の冬、隣のYおじさんちのバイクを、明け方こっそりと乗り出して、砂浜まで走った。あの頃も、そして今も、ボクはここから逃げ出したいという気持ちで生きている。

働くということや、それにともなう集団での生活が、ボクたちがボクたちを喪失の原因なのだ。ボクが、ボクらしくあるためには、きっと、時間がたてば跡形もなくなるような、それぐらいの存在のほうが、正しいように思う。仕事とか、他人とか、世間とか、いろいろなものによって手を入れられた加工品として、ボクたちは存在する。商品として存在する。

ほんとうは、雪だるまのように、「ええ、まあ、明日になったら、ボクではありませんが」なんて、「そうそう、今のボクは、また違うボクなんで」なんて、スルリスルリと変態して生きるほうが正しくて楽なのだろうけれど、ボクたちには、家や土地や家族や、そしてなによりも労働という鎖に繋がれて、そう、冷凍保存された雪だるまのように、溶けることも変態することも許されずに、生かされている。

雪だるま 市役所前
豊橋市役所前
左団扇で暮らせますように・・・

雪だるま 風のように花のように
かぜのように はなのように
去年のも大きかったけれど・・・。

雪だるま 神明公園
神明公園
ベンチでひと休み・・・。
女性ドライバー応援企業
女性活躍社会、といっても、本当に世の女性たちは、バリバリと働いて活躍したいのだろうか?

男性であるボクだって、愛する人のために家事をせっせと行い、家族を優先した人生を送りたいと、こっそりと思っている。主婦だったり主夫だったりするほうが、家族のためには好ましいように思う。

それにいくら男女同権と言われ、育児休暇なんてものがあるとしても、家事や育児に対する比率は女性のほうが高い。女性活躍社会、たしかに、職場でも家庭でも、バリバリと動かなければ、女性への負担が大きくならなければ、そんな社会は訪れない。

きっとかなりの数の女性は「男性活躍社会」の再構築と、専業主婦としての自由を望んでいるはずだ。労働力、社会保障、という国家の問題を、働き方改革、女性活躍、年金受給年齢引き上げ、そういった耳ざわりの良い政策で解決しようとしている、というのが真実なのだ。

そのうちに「国家総動員令」なんてものが出て、「生めよ増やせよ」なんてスローガンのもと、老いも若きも、男も女も、国家危機のために働かなければならない時代が、来る。そんなに遠くない将来にだ。

「女性を無理に活躍させなくても、Uberで良いじゃん?」
なんて思ったりもする。

「事故リスクもあるよ。」
なんてことも。

豊鉄タクシーが女性ドライバー応援企業に認定されたそうだ。東三河地区で唯一の認定企業らしい。

自動車:「女性ドライバー応援企業」 認定制度の創設 - 国土交通省

タクシーは、地域の移動手段を提供する社会基盤産業の一つであり、利用者のニーズに応じて、ドア・ツー・ドアの輸送サービスを提供する重要な公共交通機関である。しかしながら、生産年齢人口が減少する中、タクシー事業においては労働力不足や男性に依存した就業構造が喫緊の課題となっている。


重要な公共交通機関、である割には、社会的地位が低い、ということはさておき、そうそう、慢性的な労働力不足で、ハローワークには、いつでもどこでもだれでも、オンデマンドに、求人がある。労働市場のUberなのだ。

一方、タクシードライバーは、働き手に合わせた柔軟な労働時間、ローテーションを構築することが可能で、労働環境を整備することで子育てとの両立が実現できる職業である。また、タクシーサービスは地域に密着したサービスであり、タクシー事業への新規就労・定着は、地域での雇用の増加、経済の活性化に資するものである。


労働時間、ローテーションは柔軟なのだけれど、それは高齢者とかぶる部分で、日中の9時〜16時までの労働力過剰という現象が起きる。労働力過剰というよりも、これまで高齢者が担っていた部分を、活躍したい女性が奪うことになる。(そこまで活躍するとは国交省も想定してないのだろう)

確かに、主婦や主夫にはもってこいの職業だと思う。過去にもそういうことを書いたけれど。

主婦活用 タクシードライバーになりませんか? | トヨタ期間従業員に行こう

なんて読み返していたら、2年前に同じようなこと考えていたんだなあ・・・。


女性の活躍促進と働き方改革・・・かあ。 | トヨタ期間従業員に行こう

タクシー女子 | トヨタ期間従業員に行こう

若い女性とか、かわいい奥さん(かわいくない奥さんも)が多くなれば、この業界も活性化するのだろうし、きめ細かいサービスが可能になると期待はするのだけれど、やっぱりそうなると、歩合制なんて賃金体制だけではなくて、時給制や固定給制なんて、賃金面も柔軟に再構築することが喫緊の課題なのだろうと思っている。

気軽に、例えばファミレスのウエイトレスとか、お菓子屋の店員みたいに、気軽に応募できる業界じゃないよねえ。おじさん好きにはたまらない職場だろうけれど・・・。

とにかく、まあ、女性ドライバー応援企業に認定された豊鉄タクシーさんには、ちょっと期待しているってことで、勘弁してくれ。

2017年1月15日 雪の朝

2017年1月15日 雪の朝

2017年1月15日 雪の朝
業界とはいったい誰なんだろうか?
快晴。
熱めの風呂に入りながら、業界出版物を読む。

「ライドシェア」とか「交通空白地」とか「社会的責任」とか「公共性」なんて言葉で、接続詞として「危機」とか「未来」とか「利益」なんてものを使い、「一致団結」を導き出す。もちろん主語は「我々」だ。

その「我々」の中にいるだろうボクでさえ、「我々」が誰なのか、いったい誰なのか、解からないでいる。

「ボクたち」はそれほど真剣に「ライドシェア」を危機だと思っていなくて、「ボクたち」はそんなに「社会的責任」なんてことを真面目に考えていなくて、「ボクたち」はまったく「利益」の埒外にいる。

どれほど業界がそんな空言を言ってみたとことで、ボクたちの年収は相変わらず300万円程度で、全産業平均よりは200万円もの格差がある。労働時間だって、その300万円を稼ぐためには月間200時間以上、中には300時間近い人もいる。
平成27年タクシー運転者の賃金・労働時間の現況

「我々」と「ボクたち」は、ずいぶんと違う場所にいる。「我々」は、そんな長時間を働くこともなく、そんな年収でもなく、こうして唯一の楽しみが朝風呂と、朝酒なんてことはないはずだ。そうしてキチンとしたスーツを着て、安全な居住区に住んでいて、ボクたちを使う。そう「ボクたち」は、まるで19世紀アメリカのコットン畑の労働者のようだ。

ボクたちが望んでいるのは、そんな言葉ではなくて、労働に見合った賃金と、安定した生活、それだけなのだ。

我々の言うような、社会性とか公共性なんてものは一切合切要らない。ただただ普通に働き、普通の人の賃金で、普通の生活が送れる「業界」にいたいのだ。

そのためには「我々」がUberでもGoogleでも、Amazonでも、なんでも良いのだ。我々の収入はコットンをどれほど摘むかだけのことなのだから・・・。


ボクは風呂から上がり、ボンヤリと外を見ている。
ボクは豊かな暮らしではないのだけれど、飢え餓えすることはない。未来があるとは思えないけれど、失望もない。家族はいないのだけれど、絶望もない。ただ、ボンヤリと生きている。

「我々」と「ボク」の唯一の共通点と言えば、唯一、もうボクたちは未来や将来を考えるには老い過ぎているということだ。ボクは、老後を平穏に、普通に死を迎えられることを、これまたボンヤリと考えている。

月花の舞
風呂上がりのくず湯、月花の舞。

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