トヨタ期間従業員に行こう

トヨタ自動車期間従業員であった筆者が期間工、派遣社員、非正規社員についてや雇用の問題そして1年間にわたる失業生活、その後のタクシー運転手としての日々なんかをぬるめに書いています。

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3代目プリウス発進、2代目プリウスも発射
新型プリウスが発売されましたね。値段と燃費のことをテーマにマスコミはニュースで流しています。プリウスLが205万円で38km/Lだそうです。ホンダインサイトは189万円で30km/L。16万円差はガソリン消費量の差として、消費者にとってはほぼ同じコストになるのでしょう。

トヨタプリウスニュースリリース
トヨタ自動車:ニュースリリース

どちらとも似たような形で「ハイブリッド形」というブランド化したデザイン意匠(なにこ語録より)されていますから、そうなるとやっぱり「インサイトVSプリウス」というよりも「ホンダVSトヨタ」ということになるのかもしれませんね。「買換え」となると老舗トヨタが強いのだろうと考えています。

月販目標台数が10,000台だそうです。売れるでしょうね。というかオーダーがすでに4月だけで6万台ということで、プリウス関係各部門は「自動車バブルが来た」というような状況なのでしょう。国のグリーン税制もバックアップになっていますす、ETC割引1000乗り放題も追い風になるのでしょう。これで日本の基幹産業である自動車産業が落ち着き雇用も拡大される…、なんて簡単にはいかないようで、プリウスだけが売れて他の車種は相変わらず低迷が続いているようです。

トヨタ自動車の4月の国内受注台数は2台に1台が今回発売された新型プリウスで、その台数が「日産自動車の総受注数を越えた」ということですから、堤工場、トヨタ車体(株)富士松工場がいかに多忙かということです。
トヨタ、4月国内受注2台に1台「プリウス」 2009年 5月12日 (火) 総合面の記事 中部経済新聞社

というか、堤工場だけ忙しいという状態なのでしょう。1直体制の続く(「厳戒令の続く」みたいでカッコいい?)田原工場からもかなりの人数が堤工場に応援に行っているようですし、本社地区の他工場からの参詣者も多いようで、田中地区から見える工場周辺には熱気で蜃気楼も見えるとか、見えないとか…。

大量の人が堤に集まるので困った状況にもなるみたいです。例えば駐車場が足りなくなって、寮生の自家用車通勤禁止、通勤費カット、ということが決定されたそうです。

環境のためでしょうか?
いいえ違います。書いたように駐車場が足りないだけのことです。
収益改善のためでしょうか?
いいえそれもただたんに駐車場が足りないだけのことです。

寮生にはこのプリウスバブルを怨めしく思っている人も多いのかもしれないですね。「あまり売れるなよ」なんて不謹慎なことを考えている不届者もいるのでしょう。でも、寮生よりは他工場からの応援者を優遇するのは当然のことです。それが仁義でしょうし。応援者はあくまでも客人ですから、出来れば楽な工程に就いてもらいたいと考えるのが大人の対応というものです。

そしてプリウスしかトヨタを救う車はないのですから。トヨタの救世主なのです。その救世主のためには命を捨てる覚悟がなくてトヨタマンと言えるのか…とGLをはじめ管理職の人々は思っているはずです。「そんなことぐらいでガタガタ言うんじゃね〜ぞ、この寮生が」なんて思っているはずです。寮生のほとんどが若い社員、あるいは登用者ですから、なお更「お前らが言うか」と思っているはずです。それが組織というものです。親のためには鉄砲玉にも盾にもなる。そして命も捨てる。それが日本の正しい組織の姿なのです。白いものでも黒と言わなければならない場合のほうが多いのです。

……。

プリウスは売れるでしょう。それはプリウスだからです。
ハイブリッドの代名詞がプリウスだからです。サランラップ、カットバン、ほんだし…、商品名がそのままその商品を現すように。エコカー、あるいはハイブリッドはプリウスなのです。(サランラップはラップ、カットバンは救急判、ほんだしは粉末ダシかな)。車の販売店の規制がなくなって、例えばスーパーやコンビニで販売されるようにでもなれば、更にシェアが伸びるでしょう。

そして他工場のラインでもプリウスが流れる。プリウスLS460hという車種の登場です。プリウスの形をしたレクサスとか、プリウスの形をしたカローラというプリウスの多種化が始まります。それもトヨタは得意なことです。カローラの多種化のように…。なにがなんでも販売台数世界一にする…。あると思います。

国のグリーン税制やETC1000円乗り放題なんて全面的バックアップを受けて、そんで大政奉還・豊田章男新社長の就任の祝儀として株価も上がるでしょう。トヨタは不死身なのです。日本経済の象徴なのですから。

経済というもとではトヨタは神なのです。神が産んだ神の子、それがプリウスなのでしょう。降臨したのです。日本を救うために。神の子はこの国を幸福にできるのでしょうか。あるいはできないのでしょうか。

なんて…。

……。

そろそろユニクロでも「エコテック」という新素材が発売されそうなもんだけれど。ユニクロじゃなくてもいいけれど…。あと「エコ検定」とかあるのかなあ?「エコポイントマスター」とかは?「エコカツ」「エコ男」「エコ系男子」「エコ男牧場」「エコゲー」…無限だね。エコビジネスが日本を…救うのかなあ?そうでもなさげ。

マツダVSプリウス

「2代目プリウスを刷新し、新グレード「EX」として発売」ってのもよく分からない。値段は180万円台になってるし…。これのほうがお得じゃないの?月間販売目標2000台と控えめだけれど、よく分からない。それにあまり興味のないことでもあるし。

買うわけでもないし…。
というか、記念カキコみたいな。

もうひとつ、新社長…声高すぎ。
#山崎邦正、のマネをする本村健太郎弁護士の声にそっくり…。
価格の魅力もあるでしょうね。今回、現行プリウスをインサイトと同価格に、ということに決めたそうですが、いくら何でも、ライバルを意識しすぎているという印象は否めません。後出しジャンケンのような臭みがしないでもありません。それに、先行投資してきた人にとっては、今のモデルの価格が下落してほしくないから、ひょっとしたら、乗り続けたいという気持ちがくじかれてしまうかもしれません。それほど、新モデルの持っている魅力は高いと思います。しかし、新モデルが出ることによって、市場価格に準じた相場というか、高くは買ってもらえない、ということにもなるでしょう。私のいいたいのは、旧型の販売価格を据え置いて、併売しても、新モデルに関しては、負ける気がしない、というのが本当のところだと思います。
葛田 | 2009/05/19 16:24
こんばんは。

旧型まで併売ですか・・・
しかも大幅に値下げ、と…

旧型を今年に入ってからかった人は大損こきますよね???

販売店に怒鳴り込む客がいたら面白いのですが・・・


combi | 2009/05/19 21:16
車だけでなく、ライバルに値段合わせるのは
仕方ないよね。商売だし。
ライバルがいないと安くならないし・・。
でもインサイトとはライバルか?って感じするけど。

私半年前にテレビ壊れて仕方なく買ったら
今めちゃくちゃ下がってますからね。
自動車に限ったことじゃなさそうです。
ほーむれす | 2009/05/20 12:23
>葛田さんへ

ほーむれすさんも書いているように、価格競争ってのはどんな商品でもあるかなあ、って思っています。ただその皺寄せがどこに来るか、ということが問題なのですが。

旧型は180万円台という廉価販売で、その併売ということのほうが問題かなあ、と思っています。乗り続けたいという気持ちを喪失させるのがエコ替えなのでしょうが。combiさんがおっしゃられていますが、最近買った人はちょっとがっかりでしょうけど。

そうですね、負ける気はしてないでしょうね。バックオーダー8万台で、今注文しても10月11月の納車ですから、もう勝鬨を上げているかもしれないですね。

>combiさんへ

ま、ズルい方法を取りましたね。
商用車ということにしていますね。「プリウスバンみたいな」というメールもいただきましたけれど、まさにそんな感じですね。4ナンバーなのかなあ、なんて。

どうなんですかねえ、エコの人たちは価格よりエコでしょうし?

>ほーむれすさんへ

テレビよりもパソコンなんてのがいい例かなあ。わずか数年でスペックが10倍20倍で、値段は半分なんてことになっていますからね。10年前のパソコンなんて使い物にならないだろうし。

黎明期の商品にはありがちなことですけれど。他の車種のHV化が進めば価格帯も広がるのでしょうが。プリウスに乗るということがエコと同義みたいになっているから。
田原笠山 | 2009/05/20 20:34
プリウスがバンになったら1ナンバーです
| 2009/05/20 20:51
あ、そ。
| 2009/05/20 21:02
なんで1ナンバー?

というよりも、4だろうが1だろうが、関係ないけれど。そんな話をしているわけじゃないんだけれど。というか、反応早っ。そっちのほうで感心していますが。
田原笠山 | 2009/05/20 21:11
オーリスと同じプラットホームなのでオーリスハイブリッドも出てくるかも?
| 2009/05/20 22:09
あ、意味だぶり…

プリウス、この12年弱で「ちょっと変わった人」の乗るクルマなんかではなくて、いろんな意味で「普通の車」になりましたね。2代目はこの2、3年で本当によく見るようになりました…
3代目も売れて街中にあふれるとなると
ひねくれて絶滅寸前の初代が欲しくなってきたりします…
なにこ | 2009/05/20 23:49
プリは視界悪すぎでストレス溜まるからあんまり好きじゃない。初代はセダンだからそうでもないけど
| 2009/05/21 00:43
なにこさん、こんにちは。

意味だぶりって?

確かに普通に見るようになったかなあ。ボクが始めてトヨタに来た頃でも現場では「1台作ると50万円(だったかな)も損する車」ということだけが捨象的に語られていましたけれど。

救世主になるのはレクサスじゃなくてプリウスだってことを、信じるのは7対3ぐらいだったのかなあ。

中古車市場だと10万円とかであるよ。
http://www.goo-net.com/usedcar/spread/goo/15/0130090601D4005843012.html

とか。この頃から10リットルも改善したってのもすごいねえ。



乗ったことがないので…。
どんなもんなんだろう。
田原笠山 | 2009/05/21 10:26
デザインと意匠ってほぼ同じだなぁと…
こないだ24万のを近所の中古屋で見ましたが
10万の初代プリウス…
すぐに亀マーク(バッテリー残量が少なくなった時の充電優先モード)がこんにちはする予感が。同じぐらいの年式の外車を買うぐらいハラハラしそうです。

余談ですがいまだにトヨタは初代前期型のバッテリーに不具合があると無償交換してるみたいですよ。(よその中古屋に出したとか、トヨタサービス外にちょっとでも出ると保証対象外ですが)

今考えるとちょこっと燃費がいいだけでなんと環境負荷の大きい車だったことか…。
なにこ | 2009/05/21 21:38
なにこさん、こんにちは。

ああ、なるほど、それもデザインだ、って言っとけば。
いや、コレクションというか、装飾品として。床の間には置けないだろうけれど。勉強部屋かなんかに。

確かに、車自体がね。というか、社会構造自体が、って話にもなるんだけれど。
田原笠山 | 2009/05/22 08:55
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