トヨタ期間従業員に行こう

トヨタ自動車期間従業員であった筆者が期間工、派遣社員、非正規社員についてや雇用の問題そして1年間にわたる失業生活、その後のタクシー運転手としての日々なんかをぬるめに書いています。

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初恋
同窓会をやっているのかどうかも分からないのだけれど、まだボクが実家や家族とつながりがあった頃の5年前に1度、中学校の同窓会の案内が来た事があった。その同窓会も十数年ぶりだったのだけれど、どうも参加する気になれなかった。だって、何の話をするのだろうかなんて思うし・・・。

今現在どれだけ幸せか、とか、どれだけ出世したか、とか、旦那自慢や嫁自慢、子供自慢…、そんな自慢話合戦になるに決まっているのだから、そんな会にわざわざ出向いて、こんな現状を話すこともないだろうし、惨めになることもないだろうから、同窓会や同期会なんてものには参加することはないだろうと思う。

唯一自慢できることと言えば、あの頃と変わらない体型とか、10歳は若く見える(だろう)外見とか、何ににも囚われることの無い自由な身とか(貧乏神には憑かれているのだけれど)、そんな「だからなんなんだよ〜」って一蹴されるような表面的なことなんだけれど。

それでもこんな特異な人生に何人かは惹かれたりもするかもしれないし、きっと捨て猫を拾うような気分で二次会に誘ってくれたり、その後も何度かご飯を食べに行って、そのうちに昔の恋の続きになったりもするかもしれないなあ、なんて思ったりもする。

その5年前の同窓会の幹事の1人が、ボクを好きだった(好きだったんだからしかたないのだ)Yという女性だった。Yがボクのことを好きだった頃、ボクはMと付き合っていた。付き合っていたと言っても、純情な中学生の頃、キスするとかラブホに言ってHするとか、今時の中学生の30%はやっているようなことなんかはしていなくて、ただ交換日記を書いたり、日曜日にデートしたりするだけの恋だったんだから、今だとメル友ぐらいのカテゴリーに分かられる程の関係だったのだけれど、胸は異様にドキドキしていた記憶がある。

その頃、もう1人で濡れることをおぼえていたとしても、そのMとかYが性の対象になることはなかった。もう少し大人になるとドキドキする部分が胸から下に移動してゆくのだけれど、まだその頃は、たとえMやYの胸の膨らみを気にしたとしても、その内部を押し広げようと思うことはなかったのだ。

初恋は、やっぱり村下孝蔵さんのものとか矢井田瞳さんのとかが好きかなあ。福山雅治さんのは中学生の頃感じた「はつ恋」ではなくて、もう少し大人になってした恋に対する思いのようであり…。

まだあの頃、ボクたちが中学生の頃は恋の結末なんてものをそう深く考えていなくて、福山さんの言う「傷」なんてことよりももう少し乾いた感じの痛みのように思う。「胸がキュんとなる」というとても良い表現で表されるような・・・。もう少し時間が過ぎて、そして実篤の「友情」を理解するようになった頃の恋になると、いろいろな人間としての本性、嫉妬心なんてもので傷つけ合ったりもしたのだけれど。

ずいぶんと人を好きになった。
それは全て恋なんだろうと思う。そして恋をするのが人間なんだろうと思う。

恋をして結婚をする。というのが由緒正しい順序なのだと思う。恋の結果が結婚なのだ。となれば結婚は二の次ということになる。そう考えると別に結婚しなければ子供を産んではいけないということもない。恋の結果において子供が生まれるのだから。そこが動物と違うところだと繰り返す。子供を産むだけなら猿でも出来るのだ。(ま、そのあたりが少子化問題を解くヒントなんだろうけれどね)

人としての由緒ある順序が変化しているから諸問題が発生する。「恋をして結婚をする」なのだ。例えば「朝起きて夜寝る」のが人としての正しい行動なのだ。「ご飯を食べてお腹がいっぱいになる」のだ。「お腹いっぱいになるためにご飯を食べる」のではないし「美味しいものを食べる食べためにご飯を食べる」のでもない。仕事もそうだろうと思う。「家を建てるために働く」のでもなくて「車を買うために働く」のでもなくて「働いてお金をもらう」というのが正しい順序なのだ。

順序が変化しているから結婚も労働も複雑になる。「結婚するために恋をする」のだから婚活が必要になってくる。「家を建てるために働く」のだから年収が気になる。逆に考えると、けっこう働くことも結婚も簡単じゃないかと思う。「働いたらお金をもらった」でもいい。「人を好きになったら結婚した」でも良い。由緒ある順序がなくなったしまったのだ。

「寝るために酒を飲む」とアル中になる。「もてるためにカッコよくする」と際限がない。「痩せるためにダイエットする」もしかり。「健康のために禁煙する」なんて、自分にプレッシャーかけるからイライラする。

……。

なんて思った。

で、結論なんだけれど、やっぱり人は恋をしなければならないのだ。
いや、恋はしなければならないものではなくて、やっぱり振り子細工の心なのだ…?

室戸の朝
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