トヨタ期間従業員に行こう

トヨタ自動車期間従業員であった筆者が期間工、派遣社員、非正規社員についてや雇用の問題そして1年間にわたる失業生活、その後のタクシー運転手としての日々なんかをぬるめに書いています。

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豊橋マルエイが閉店してはいけない理由
デパートの相次ぐ閉店は自然な流れなのだろうか?そして時代のニーズに合わない業態なのだろうか?

松坂屋岡崎店が閉店した。そしてもうすぐ松坂屋名古屋店も閉店になる。百貨店の店舗数は「1999年の311店をピークに、毎年3〜5店のペースで減少している」らしい。(善悪の問題ではない百貨店閉店数の増加)値段の問題なのだろうか?それとも接客方法?あるいはユニクロなどのファストファッションの台頭?ブランドの死?

お中元やお歳暮、お遣い物にはその地方を代表するデパートの包装紙でなくてはダメだ、なんてところもあるのだけれど、そのお中元やお歳暮自体が廃れてしまっている現代では、やはり閉店は自然の流れなのかもしれない。同じ商品なら安い方を選ぶのが普通の心理状態なのだろうし、包装紙にそれだけの価値があるという時代も終わって、今やエコの時代、簡易包装のほうがウケが良い時代に変わってしまったということもあるだろうし。

「値段」よりも「接客方法」に問題があるという人もいるだろう。特に若い世代にその傾向が強いのだろうと思う。ネットショッピングがこれほどまで売り上げを伸ばしたことを考えると、店員による接客よりも口コミやレビューを多くの人が求めているのではないだろかと思う。ボクもそうだ。買い物をするときには「値段」よりも気になるのは「口コミ、レビュー」だ。売る側(店員だけれど)は時として店側の利益を「良い商品」にしてしまう。店員だけの「口コミ、レビュー」の信憑性が薄くなったのだ。

外商の人たちが家にまで来るというような百貨店ヘビーユーザーの人たちについては、その絆は強いのだろう。というよりもデパートはそういった顧客に支えられていると言っても良いだろう。バーゲンもそういった会員様限定やプレオープンというものまであるところを見ると、おそらく全顧客の30%がヘビーユーザーで全売り上げの70%ぐらいを占めているのではないかと考えている。(根拠はないのだけれど)

それでいいのかもしれない。「一見さんお断り」なんて商売も成り立つのかもしれない。いや、デパートはそうやって顧客の囲い込みをしてきたのだろうし、30%の顧客にどれだけ買わせるかという方法が確立されたのがあの接客方法なのだろうし。要するにボクのようなあまり利用しない客は「買わなくて当たり前」なのだ。30%の人たちにはもっと違う接客方法があるのだ。それが外商部の仕事だったりするのだろうし…。

そういったヘビーユーザーも減ったのだろう。タクシー待機場で見ているとマルエイ入場者の70%は高齢者だ。デパート利用者の高齢化も進んでいる。今後も増加するよりも減少する傾向にあるということなのだろう。若い世代の来店者が増えない限りデパートに未来はないのだろう。

そんなデパート事情なのだけれど、豊橋マルエイが閉店すると困ったことになる。豊橋に唯一残されたデパートなのだ。その文化的施設ということでの存在意義もある。子供たちがデパートという施設を身近に感じることが出来るということはそれだけで存在する意義がある。

絵画展などのイベントが毎日のように行われているということも豊橋の芸術文化のためには良いことだ。美術館では出来ないイベントも出来るだろうし、何よりも気軽に入れるということが芸術やら文化を身近に感じる機会創出につながるのだろうし。

そしてなによりもお洒落を楽しむためにデパートはなくてはならない。マルエイに来店する人の多くはそれなりのお洒落をしている。ジャスコに行くのとは明らかに違う服装なのだ。というよりもマルエイがなくなったらお洒落をして出かける場所がなくなるということなのだ。そうなるといよいよファッションということと疎遠になる。ファッションもひとつの文化なのだから、そういったハレの舞台がなくなるということは市民の美意識の喪失にも繋がるのだ。

買い物は確かにネットでも済ませることが出来る。値段だけならスーパーのほうが安い。物を買うということだけをとれば、デパートの存在意義は薄くなっているのかもしれない。でも、以上書いたようにデパートの消滅はその地域の文化の喪失にも繋がることなのだ。だから、豊橋マルエイが閉店なんてことになるとちょっと困る、と思うのだ。きっと。

豊橋マルエイ タクシー待機場

タクシードライバーにとっては待機場の喪失になるのだし、マルエイまでのお客様やマルエイからの乗り込みのお客様もなくなるということだしね。ということでボクとしても困るのだ。
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