トヨタ期間従業員に行こう

トヨタ自動車期間従業員であった筆者が期間工、派遣社員、非正規社員についてや雇用の問題そして1年間にわたる失業生活、その後のタクシー運転手としての日々なんかをぬるめに書いています。

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仮面の告白
ボクも仮面就職だったのかもしれない。

仕事を失うということだけではなくて、なにか人生そのものを失う感覚に陥るのが失業なのだろう。失業までは良いとしても、再就職の難しさに人生を悲観するようになる。面接に落ちる、そのことがボクの人生を否定されているように感じるようになると、なんとなくボンヤリと自己否定が始まり、人生を絶望するようになる。失業うつの始まりだ。

失業期間が長くなればなるほど、傷口は深まる。いやその傷を自ら広げるような行動、自虐的な自嘲的な自傷的な生き方が始まる。周りを遠ざける、というよりも、縁を切ってしまうようになっては、いよいよ孤立化しうつの症状が重くなる。そこから立ち直れればいいのだけれど、何人かはホームレスになり、何人かは自殺する。

kmグループ(国際自動車)の「仮面就職」のことを聞いた。
kmの仮面就職 | km国際自動車の求人・採用サイト

「正社員として社会人をスタートしよう」というものだ。仮面就職、そして次のステップアップを企業で認め後押しするのだから、太っ腹だ。というか、タクシー業界にはそういう人が少なからずいる。資格取得のために、とか、定年までとか、年金だけじゃ少ないから・・・、そんな仮面就職の人がいて、ボクたちも太っ腹だから「ああ、それ良いね」なんて否定はしない。時間を自由に利用できるのもタクシードライバーの利点だ。空間も自由に利用できるのだから、仮面就職にはもってこいの職場なのだ。

いや、本当に仮面を着けている人もいて、例えば過去と決別した人なんかも・・・。

ボクも仮面就職だったのかもしれない。

人が生きるってことは社会と繋がるってことだ。繋がりというのは労働によって実感できる。すべての生物は生産と消費によって存在する。

タクシー業界が雇用のセーフティネットであるべきだと、ボクが強く主張する理由や、非正規雇用を撲滅しなければならない、と主張する理由も「とりあえず繋がろうよ」というところにある。孤立化する人たちを救う場所がどこかになければならない。欺瞞に満ちた大企業は「産業報国」なんて言いながら、国民を「非」なんて差別し、その繋がりを断ち切ろうとするのだから。

セーフティネットとしてのタクシー業界 | トヨタ期間従業員に行こう
若者の職業訓練、タクシーどうでしょう? | トヨタ期間従業員に行こう

とりあえずどこかで、それも正規雇用で働く、ということに意義がある、そう思う。それが次へのステップのための踏み台であったとしても良いと思う。ボクがそうであったように、ボクたちには救われる場所が必要なのだ。ボクたちは労働以外の繋がりの場所を失くしてしまった。ムラも長屋もなくなってしまった今となっては、タクシー業界という長屋の建設と整備こそが正義だと思うのだ。

ボクも仮面就職でした。
そうしてもうすっかり最初の仮面は捨て去ってしまって、ボクはボクとして在るのだけれど、「あと何年」なんて定年までをカウントする新たな仮面を手に入れて安心している。

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自殺した玉ちゃんが「熱燗は西の関の二級に限る」なんて言っていて、ボクたちはいつもこいつの二級を飲んでいた。少しだけ涙の味がした。一生2747円
 遅ればせながら、あけましておめでとうございます。                考えさせられる文章でした。年末年始は、通帳を無くしてしまい、銀行の紛失センターに掛け合ったり、安城警察に出向いたりと、落ち着きませんでした。つい最近も、名鉄新安城と岡崎の間で、人身事故がありましたね。やりきれない思いです。私も、ウツ気味です。(年明け早々暗くて申し訳ないです。 
 昨日も父と、つまらない会話になりました。怒鳴られました。でも、弟の結婚式が17日に控えてるので、その日までは…。(ほんとは、それどころではありません。)                       パリでテロがありましたね。シリアの難民が、命を落としているのをテレビで見て、泣けてきました。。。日本はまだ、恵まれているとは思いますが、政治家が国会で論じているのを見ると、腹が立ちます。(怒!) 軽減税率は、低所得者に税負担が感じるような方向にはもってかないようにしてほしいです。 唯一救いは、近所に、話が出来る年配の方が居てくれる事です。笑われるでしょうけれど、昨日は、泣いて電話してしまいました。 怒ったり泣いたり、感が高ぶっしまいました。                   つまらない事文章、お許し下さい。良い年になる事を祈ります。お体、ご自愛下さいませ。                                 
のな | 2016/01/14 11:58
田原笠山さん、こんばんは。通常出勤扱いであるである休日出勤を含む6日のうち4日間が終了してあと2日となりました。今日は仕事の事で結構注意を受けましたがあまり気にせず満了まであと3ヶ月を切ったと思いながらやっています。

仮面就職、いいですね。私も無職の時期は本当に何をするのにも悲観的、否定的になりがちでした。刹那的な考え方になると言うのでしょうか。何もしていない事の辛さ、精神的な苦しさ、あれはもう経験したくないですね。
やはりタクシー業界、いいですね。そんな懐の深さにも興味を持ってしまいます。
意外に本当にやりたくて就職するよりも何となく仮面就職のような気持ちで仕事を始めてみた方がハマるのかもしれないですね。

今週から本当に冷え込んで来ましたね。お気をつけ下さい。
テル | 2016/01/14 19:50
>のなさん、あけましておめでとうございます。

年末年始にそんなことがあると泣けてくるね。ついてない、というか、きっと今が底かもしれないと思ったりもするけれど、良いことがあるなんてことも言えないしね。

ああ、あの事故、中学生だったか、休み明けにはあんなことが多いですね。気持ちは分かる。まあ、こんなことは言うべきじゃないけれど、死んだほうがまし、だってこともあると思う。それが出来るほうが幸せだったりもするかもしれないし。

できるひとをうらやましく思ったりもね。

まあ、そんなことよりは、きっと良いことがみつかると、根拠なく思ったりします。信じる者は救われるだし・・・。

>テルさんへ

まあ、期間従業員としてトヨタにいるよりは、タクシー運転手として正規雇用で次のステップのためになにかをしたほうが良いと思ったり、ダメでもそのままいればいいし、なんて思っています。

これも技術ですもんね。半年、1年、慣れればこれほど、なんていう人もいるしで、まあ、70歳以上なんて人もいたりで、いつまでも働けるってのもこの業界の良さなんだろうと、思っています。

来週は雪かもしれないですね。
田原笠山 | 2016/01/15 12:19
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