トヨタ期間従業員に行こう

トヨタ自動車期間従業員であった筆者が期間工、派遣社員、非正規社員についてや雇用の問題そして1年間にわたる失業生活、その後のタクシー運転手としての日々なんかをぬるめに書いています。

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甲子園雑感
徳が栄え花が咲く。花咲徳栄高校の優勝で終わった99回夏の甲子園、高校野球をみていると、もうボクが忘れた純粋さとか無垢なんてコトの在処を考えてしまう。

大会11日目、広陵高校との対戦に負けた聖光学院のエース斎藤は泣き崩れ動けないでいた。監督やチームメイトに抱きかかえられてベンチへ戻る姿が痛々しく哀しかった。

4−4で迎えた9回表、ノーアウト一塁で広陵高校中村との対決、2ストライク後の真ん中高めストレート、見逃せばボール。セオリー的にも一球外す、バッテリーもそのつもりだったのだろう。その外したはずのボール球は中村のバットに強く叩かれホームランになりそれが決勝点となった。悔やまれる一球。

その前の6回、救援した直後に満塁にされ中村に同点2点タイムリーを打たれた場面も同じ制球だった。その時は同じく3球目の高めのボール球を怪物は見逃している。見逃した後の低めのボール球を打ったのだけれど・・・。

ボール1個分、あるいは、半分、ストライクゾーンに近かった。それだけのことだった。それだけのことだから悔やまれる。悔しさに涙が流れる。

いや、広陵高校中村は怪物なのだ。同じ時代に中村がいたことは、幸せなのか不幸せなのか。中村でなければ、斎藤は打ち取っていたのではないのか。あの高めの、見逃せばボール。

一人一役全員主役。広陵高校のモットーだ。全ての高校球児の涙の上に決勝戦がある。苦しさや悔しさの上に決勝戦がある。敗れるものが必ずいるのが人生だ。そうして敗れたものしか分からないのも人生だ。

怪物中村の活躍は、その華々しさの陰を際立たせて、そうして中村も泣いた今年の甲子園、決勝戦のあとの感想なのだ。

甲子園の月 | トヨタ期間従業員に行こう
高校野球には敗者の美学がある。いや、高校野球だけではなくて、スポーツとは突き詰めれば負けることが重要なことなのかもしれない。必ず負ける。全国4000校から甲子園に出場できるのが49校、そして優勝できるのは1校だけだ。


負けるために | トヨタ期間従業員に行こう
努力だけではどうしようもないことのほうが多い。奇跡なんてのはそう簡単に起きるものでもない。99.9%の敗者によって世界は成立している。そのことが分かると努力が無駄にならないということが分かるのだろうと思う。


スイカ2017年
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