トヨタ期間従業員に行こう

トヨタ自動車期間従業員であった筆者が期間工、派遣社員、非正規社員についてや雇用の問題そして1年間にわたる失業生活、その後のタクシー運転手としての日々なんかをぬるめに書いています。

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衆院選、投票に行きながら考えたこと
自民党圧勝、希望の党地方で惨敗、共産微増、立憲民主党勝利、という選挙結果になるのだろう、と思いながら傘をさして、近くの投票所へ歩いていったのがお昼前で、雨なのにけっこうな人が来ていて、エアコンの効いてない部屋は人いきれでむっとしていた。

選挙になると父親は忙しくなった。仕事よりも選挙が優先されていたし、ボクたちも応援員として選挙カーに乗ったり、夜回りした。実弾は夜動く、なんて言われて、たぶんそんなことはないのだろうけれど、選挙スタッフの結束力のために、あるいは他の立候補者を敵対視させ戦闘意識の高揚をはかるために(それは今になって考えることなんだけれど)、夜回りという見張りなんてことをした。

あの頃のボクは実際にそんなことへの猜疑心なんてものはまったくなく、ただただ盲信的に選挙運動をするぐらい、父親に対して、そうして政治に対して純粋だった。政治こそがボクたちの将来を変えられる、そう考えていたし、地方政治は具体的にその結果を出してくれていた。露骨なぐらいに。

選挙から得られるものを、体験を、みんな知らないのかもしれない。そういった体験というのは地方の選挙運動をしないと分からないのかもしれない。良い、悪い、ではなくて、投票するということは、その果実があるってことだ。地方選挙では露骨にその果実が実るということ。

役所に就職できた、とか、家の前の道路が綺麗になった、とか、家業が繁盛しだした、とか、地方選挙的な、そんな利己的な自己的な果実ではなくて、就職率が上がった、とか、社会インフラが豊かになった、とか、景気が良くなった、なんてもの。

それが選挙だってことは、学校が教える、というよりも、親が教えるものだと思ったりする。学校では教えられない具体的なこと、それはかなり贈収賄のニオイがするからなんだけれど、でも、実は投票するということと、信任するということは、そういうことなんだ。その候補者のマニュフェストという具体的な政策を「どうぞやってください」と信任することなんだから、家の前に原発が出来ることもあるし、徴兵制が始まるってこともあるってこと、授業料が無料になり、年金が増えるってこともあるってことも。

仕事なんかしているよりも、選挙運動していたほうが未来のためには大切だ、子供たちのためには重要だ、そう父親は考えていたに違いない。それは正しいと思う。

投票を終わって雨足が強くなっていた。サンダルの足が冷たかった。

世間は好景気らしい。ボクたちの生活は相変わらずのままだ。株価が上がろうと、ボクたちの生活にはほとんど変わりない。将来に、老後に、希望なんて持っている人なんていない。消費税が上がろうと、運賃が上がろうと、最賃が上がろうと、毎日毎日十数時間運転し続けなければ、そして長時間労働、残業を増やすことでしか、ボクたちの生活を維持することができない。

もうあの頃のように夢を希望をみることは出来ない。ただ、努力が報われ、正義が有効になり、不当に搾取されることなく、格差の中にあっても普通に生きられる、そうなってもらいたいと考えているんだが・・・。

労働組合と政治活動 | トヨタ期間従業員に行こう

選挙に行かなかった理由 | トヨタ期間従業員に行こう

コスモス新城
さすがズバリですね('◇')ゞ
NH | 2017/10/22 20:38
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