トヨタ期間従業員に行こう

トヨタ自動車期間従業員であった筆者が期間工、派遣社員、非正規社員についてや雇用の問題そして1年間にわたる失業生活、その後のタクシー運転手としての日々なんかをぬるめに書いています。

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メーデーに思うこと
労使溶解。会社も組合も「会社を守るため」という言葉を使い、労働者からの搾取を正当化しているのが、この国の現状ではないのか?

労働者の日、勤労感謝の日、労働者が主体となって語られることも少なくなっているのではないのか?国家や企業、経済を守るために、労働者は新型コロナという戦渦の中へ突入していく。

いや、国のためとか故郷のためとか、家族のために、死ぬのならば、まだ許せる。愚かな利己的な経営者のためにだけは、死にたくはない。

オレたちタクシードライバーは、エッセンシャルワーカーだ。公共交通機関の一員だ。そういった自負があった。弁当を配達するのも、宅配するのも、利益よりは社会のためだ。その理念がなければ、長時間労働で低賃金の職場に我慢などできるわけがない。愛社精神、帰属意識の希薄化は、公共交通という意識を企業も労働者も失くしているからだ。

今、このコロナ禍にあって、「儲からないから」という理由だけで、供給を制限しようとしているタクシー会社がある。

国土交通省はそんな法人タクシーの許認可を取り消してくれ。公共という名のもとに企業活動を許されている以上、供給を「儲からない」という理由で止めていいのか。

山奥のぽつんと一軒家にも電力は供給されている。孤島にも電力は供給され、NHKの電波は届いている。道路は敷設され、郵便も配達してくれる。宅配便も「もうからない」かもしれないけれど、来る。

あるいは、バスも電車も、人を乗せていなくても走る。豊橋市内を走るコミュニティバスも利益は出ていないはずだ。それでもやらなければならない理由はなんだ?弱者救済、交通権と移動の自由の確保、ではないのか?

タクシーだけが、儲からないからというだけの理由で、恣意的に供給を制限している。移動困窮者を見捨てた。不自由な人たちを見殺しにした。

ドライバーは、オレたちは、経営者の姿勢を見たいのだ。こういった時期だからこそ、経営者の理念を、トップの考え方を知りたいのだ。ただそれだけなのだ。

すべてのドライバーが同じ考えではないのも分かっている。ただ、今後のタクシー業界を背負っていく若い人たちには、その姿勢をみせてほしい。オレたちがなんのために働いているのか。オレたちが社会に必要とされていることを。オレたちがエッセンシャルワーカーだということを。オレたちの仕事は意味があるってことを。それがオレたちのアイデンティティだということを。頼む。

豊橋市役所から豊川
それでも豊川は流れる
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