トヨタ期間従業員に行こう

トヨタ自動車期間従業員であった筆者が期間工、派遣社員、非正規社員についてや雇用の問題そして1年間にわたる失業生活、その後のタクシー運転手としての日々なんかをぬるめに書いています。

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市長選と集団感染と私たちの賃金
豊橋市の集団感染が起きて、小学校と中学校が臨時休校になった。

もう逃げ場がないぐらいに、感染する危険はいたるところにあることは解かっていても、こうも近くで集団感染が起きてしまっては、夜の海を泳いだ時に感じた不気味さ、その恐怖を感じたりしている。

GoToトラベルキャンペーンや、GoTo Eats が奏功していたのだろう、街は少しずつではあるが、賑わいを取り戻していた。というよりも、市況はコロナに対する施策と感染者数に敏感に左右されている。10万円の特別給付金が支給されたりキャンペーンが始めれば増える、感染者数が増えれば鈍る。

下の図は今年になってからの個人的なタクシーの営業収入グラフだ。

コロナ禍におけるタクシー営業収入

昨年は、この10年間で最も売り上げがよかった年だった。その勢いで1月は前年度比+10%のスタートだった。2月±0、コロナ感染症が報道され始め、3月3日には蒲郡市で感染者が出たと報道され、翌日には同じく蒲郡市で「ウイルスばらまき男」が出てからは、少しずつ人の動きが鈍くなり、3月は結局64%。豊橋市での1例目の感染者患者の発表があった4月2日、4月7日の緊急事態宣言発令、そこから、4月28%、5月26%と底をついてしまった。

乗務員は雇用調整助成金による休業手当が支給されたため、賃金は60%〜80%程度は確保できたとしても、会社はこの2か月はなにか得体のしれない闇を感じていたのかもしれない。

下の図は東京交通新聞(10月19日付)の「新型コロナウイルスの影響によるタクシーの営業収入の変化」のデータをグラフ化したものだが、同じような傾きをしている。

新型コロナウイルスの影響によるタクシーの営業収入の変化

緊急事態宣言が解除された5月中旬からは、人出も少しずつ回復基調にあり、特別給付金が支給されると繁華街は年末のような忙しさが戻って来た。しかしそれと同時に感染者数も増加し始め、7月には65%まで戻っていた営業収入が、8月には40%にまた落ちてしまった。

7月8月の第2波が終わり感染者数の発表が減ると、営収も増えてきていた。その9月は51%、10月には70%にまで回復してきていた。

そこに集団感染だ。グラフの赤い点線の予想をしていたのだが、それはどうも怪しくなって11月12月は前年比70%程度で推移するのではないかと考えている。ただ、3月や4月の時のようなコロナウイルスに対する恐怖は薄れてはいるようだし、GoToや各自治体のキャンペーンがその恐れをさらに希釈していると考えると、もう少し伸びるかもしれない、そう考えている。しかし、忘年会が自粛されるだろうから、70%を割ることも想像に難しくない。

先週と今週の週末に悪かったのは、集団感染だけではなくて市長選があったからだろうと少し楽観視している。いわゆる選挙不況が同時に重なったので、思った以上に悪かった、そう考えたい。市長選の結果がどうであれ、この状況を一気に変えられるとは考えられないとしても、これ以上は悪くならないと、これまた、そう考えたい。市長選よりはアメリカ大統領選の結果のほうが、市況に影響を及ぼすのだろうし・・・。

希望的に年末年始にかけて、前年比80%に近づいてくれれば吉。

タクシー運転手の賃金は、同一労働同一賃金と言われる中、事業者ごと、いや、同一企業でも別賃金制度という、カオス状態にある。複雑だ。

その複雑な賃金は、そもそも低賃金のうえに、このコロナ禍でさらに低いものになっている。雇用調整助成金による休業込の賃金なので、なにかお得感があるだけで、賃金も前年比で70〜80%の人が多いのだろう。

もうそろそろ、不当な乗務員負担を一掃し、分かりやすい賃金制度にしないと、というか、ボクたちの地位向上のために、何かを変えなければならない時期なんだろうけれど、その話は、また改めて、ということで、ボクたちは市長選が終わっても、感染が終息しても、after あるいは、withコロナにしろ、今のシステムではどうも生き延びれないなあ、というのが、ボクのタクシー業界の明日に対する思いなのだ。

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