トヨタ期間従業員に行こう

トヨタ自動車期間従業員であった筆者が期間工、派遣社員、非正規社員についてや雇用の問題そして1年間にわたる失業生活、その後のタクシー運転手としての日々なんかをぬるめに書いています。

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犯人は誰だ
いくつかの別離を経験してきました。

別れることと出逢うことを繰り返しながら、胸の鼓動のように流れる日々を、右左右左右左・・・生きているのでしょう。

職業も同じだろうと思います。「素敵な会社だな」なんて思って入ってみたものの、別れはやってくる・・・。恋人たちのように、時には憎しみ合いながら・・・。

「自動車運転者を使用する事業場に対する平成31年・令和元年の監督指導、送検等の状況」が厚生労働省から発表されていました。
自動車運転者を使用する事業場に対する平成31年・令和元年の監督指導、送検等の状況を公表します

91.3%もの労働基準関係法令違反事業場数がタクシー業界にあったそうです。「叩けば埃の出る」業界と言われてもしかたがないのが、ボクたちの住むタクシー業界のようです。

自動車運転者を使用する事業場に対する監督指導、送検等の状況
自動車運転者を使用する事業場に対する監督指導、送検等の状況
自動車運転者を使用する事業場に対する 監督指導、送検等の状況(平成31年・令和元年)

主な違反事項として「労働時間(49.8%)」「割増賃金(33.4%)」「休日(4.3%)」で、確かに方面(監督署の監督課)の方々もプロなので、手ぶらでは帰りにくいのでしょう。それを加味しても、この数字には驚かされます。そして、それらの違反に、例えば、誰も気づかなかったか、それとも、気づいていたけれど言えなかったのか、あるいは、もうそれが当たり前になっていたのか・・・、なんて考えています。

タクシー業界にも、乗務員、運行管理者、経営側、労働組合なんて、組織として管理監督するシステムがあるにもかかわらずこういった状況というのは、いったいどういうことなんでしょうか。内部統制やコーポレート・ガバナンスなんて言葉だけは一人前に使っていたとしても、ガバナンスできていないから、叩けば誇りが出る体質になってしまっているのではないのでしょうか。違反ありき、やったもん勝ち、営収第一主義、そういった悪しき業界風土が、風通しを悪くしているのではないのでしょうか。

いえ、これは、なにも業界風土やブラック企業ということだけではなくて、ボクたちの無知にもあると思います。また、運行管理者の質の悪さや資格や講習の甘さなんてこともあるかもしれません。

でもね、全員が犯人だとしても、被害者はいつもタクシー運転手、乗務員なのです。割増賃金未払、最低賃金未払、不当な乗務員負担・・・。いつも、傷つくのは乗務員なのです。

そして傷つき、憎しみ、別れる・・・。残されたボクたちは、TLに流れる別離のツイートを哀しい気持ちで、読んでいる。

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