トヨタ期間従業員に行こう

トヨタ自動車期間従業員であった筆者が期間工、派遣社員、非正規社員についてや雇用の問題そして1年間にわたる失業生活、その後のタクシー運転手としての日々なんかをぬるめに書いています。

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派遣の品格
「人件費削減のために派遣を使う、これ企業の常識。3ヶ月だよ、君」という桐島部長の言葉が、企業の派遣や非正規雇用者に対する代表的な考え方でしょうね。

トヨタでも、乾いた雑巾を絞ったら破れてしまったという状態になってしまっていて、「過剰生産・過剰在庫・過剰人員その他の無駄を徹底的に排除してコスト削減を図り、利益を増大させること」というトヨタシステムの目的は達成はされたものの、それ以上というのはもう限界に来ていて、人件費しか削減できなくなってしまっているのではないかと思っています。



コスト削減ということとは別に、このブログでも何度か書きましたが、非正規社員っていうのは、ドラマの中で大前春子が言う「あなたたちは派遣を人間だと思っているのですか」という問に「派遣は正社員の言うことだけを聞いていれば良いんだよ」と答える台詞のように、正社員の立場を明確にするものとして存在させるという企業側の意図もあると思います。要するに差別を作り出すことによって、社員の存在価値を高めるということです。

何度も書きますが「非」なのですよ。

「期間工を人間だと思っているのですか」と、任期中に何も度思いますよね。そして組によっては期間工の言うことなんか聞いてくれないというGLもいて、創意工夫なんてのも社員だけで良いという考え方の上司もいますよね。「期間工は正社員の言うことだけ…」なんでしょうね。

大前春子のようにはっきりとものを言えればいいのですが、実際はいくら能力があっても黙っていて、出る釘になりたくないと思っている人ばかりだと思います。ですから、期間工も「6ヶ月だから」と考えている。「6ヶ月の我慢だから」と。

何もトヨタの期間従業員や派遣だけの話ではなくて、パートやアルバイトの人たちを含めた非正規社員の問題であって、「派遣の品格」というタイトルを「非正社員の品格」と読んだほうが分かりやすいかもしれないですね。あなたの会社にも派遣や期間はいなくても、パート、アルバイトの人たちがいて、あなたは「パートさん」なんて呼んで、「丁寧に呼んでいるもんね」と思っているかもしれないですね。このドラマで大前春子が「派遣さん」と呼ばれるのを嫌って「大前春子です」と言ったように、それは実は失礼なことかもしれません。ドラマでも「派遣」と言う名前の人たちには、個々の名前がないような扱いをされています。ですから大前春子も「社員さん」と呼んでしまう。

こうした対立ってのをボクたちはすでに歴史で学んでいるし、差別はいけないことだと分かっているのですが、実に身近にそれが起こっている、と思います。

このドラマを見て、「いいぞ大前」と共感する人も大勢いると思いますし、スキルがあればどこでも生きていけると派遣を目指す人もいるかと思います。そして現在すでに派遣で働いている人は、「そうかそういうことか」正社員と対立する人もいるかもしれないですね。

でもね、同一労働同一賃金というのが本当のありかただろうし、派遣や期間、パートやアルバイトというのが美化されて固定されてしまということは、格差社会を容認するということになって、仕方なく非正社員という選択をしている人たちもいるということまでも、忘れ去られるという状況になりはしないかと懸念するのですよ。

みんなが大前春子になれるのならばいいのですが、ほとんどの人はドラマでも表示されていたように、社員の年収の半分しかないというのが実態です。そしてそのことについて、何も感じなることこそ、日本人として恥ずかしいことなのかもしれないと思っているのですよ。

大前春子という名前は「Oh my 春子」と言うことでしょうね。Oh my Godという感じで作者が名付けたのだろうと考えています。春子は派遣の神様になって、派遣という職業の救世主になるのかもしれません。そして派遣を日本中に広める役割を担うのかもしれません。そして実は非正社員も同一の条件で雇用されるという目的の達成のために現れたのかもしれないですね。それがタイトルに現れるエンジェルの意味なんだと思います。

と、第一回を見終わっての感想ですが、考えれば考えるほど、台詞や動きが気になってしまって…。面白いドラマですね。来週も楽しみだ。
小説書いてみてください。
書けると思います。
白木幸三 | 2007/03/13 13:43
白木幸三さん、こんばんは。

それは、えっと、「お前は妄想家だ」ってことなのかなあ、なんて考えています。読み返すと、う〜ん、やっぱり「え、そんなあ〜」なんて思うこともあって、ちょっと、恥ずかしかったり。

で、ま、ボクのメールなんてのも、かなり、「え、そんなことまで書くの」っていう、無責任小説みたいなもんなんですよ。
管理人 | 2007/03/13 22:44
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