トヨタ期間従業員に行こう

トヨタ自動車期間従業員であった筆者が期間工、派遣社員、非正規社員についてや雇用の問題そして1年間にわたる失業生活、その後のタクシー運転手としての日々なんかをぬるめに書いています。

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痛いけど我慢して(2)〜労災隠し?〜
昨日のエントリー「期間工ブログ(2)」で話題にした
佐世保裏街道
超適当な診察なんですけど??

執拗にトヨタの方に工場関係の怪我は"勝手に病院に行かないでください"と言われた意味がわかったような

というsasebo_darksideさんのブログについて、コメントもいただいたので、そしてもう一度考えてみようかと思っています。

バンテリンのある風景
期間工三種の神器のひとつです。後光が差す、こうなると神々しいですよね。

トヨタ期間従業員に行こう| 痛いけど我慢して

病院もですが、日本では「我慢する」というのが美しいみたいに思われていますよね。「忍耐」なんてのは、美徳として語られますよね。「石の上にも3年」なんて痛くて出来ないと思うのですが…。我慢できない人はダメな人みたいな空気ですものね。

ですから壊れるまで我慢してしまう人もいますよね。精神的にも肉体的にも。「痛い」とか「キツイ」なんてことを口に出すのがカッコ悪いことのように思われていて、ああ、そうそう「根性」なんて分けの分からない精神論まで持ち出しての「我慢」ですから、壊れて当たり前なのかもしれませんね。そういう雰囲気ってのがあるから、「初期健康管理票」に痛みや違和感などの症状があっても症状なしで○を付けてしまう人が多いのでしょうね。


痛みや労災について書いたのですが、そのときはちょうど成田労働基準監督署課長の暴言があったころで、やはりこの国では官民(企業)は我慢を労働者に強いているのかと、とても強く思ったのです。
成田労働基準監督署の課長が、腰痛で労災認定され休業補償を受けていた日本航空勤務の40代の女性に「こんなに(補償を)もらって甘えるな」「みんな我慢しながら働いている」と暴言を吐き、後で謝罪していたことが14日、分かった。


企業の監督官庁である労働基準監督署でさえこのような考えを持っているということです。この国の労災に対する考え方、そして「我慢」といういう美徳としている精神をいまだに押し付けているということなのかもしれませんね。

確かに言い難いことなのかもしれません「痛い」なんてことは。ボクも、こうしてブログには「言ったほうが良いよ」なんて書いているのですが、健康管理票はオール○ですし、握力の低下を感じていても測定なしに良い感じの数値をいい加減に書いていますからね。それも、やっぱりプライドとか意地とか恥とかを考えて、やはり我慢の美みたいなものに、少なからずカッコ良さを感じているのかもしれません。

また今回のYOUCHINさんのコメントにあるように、治療費の問題もあったり、前回ボクが書いたように満了金慰労金の問題もあったりして、「半年なら我慢しようか」と思っている期間従業員の人が多いのでしょうね。
たぶんそれは職場で怪我したとか言うと「労災になる」って言われて、そのときの治療費は実費払い(つまり10割負担)になるから、本当の原因を言わないのではないでしょうか?それに会社が果たして労災を認定してくれるか不安もありますし、認定されても実際にお金が手元にくるにはかなりの時間かかりますし・・・。
私も以前そういう経験あります。財布に実費払うほどお金もってませんでしたから。「全額払うより1割(今は2割)負担のほうが楽か・・・・」って考えてしまいます。


そして診療室に行ったとしても
まぁ診療所に行っても「様子見ましょう、シップとテーピング、バンテリンも出します」程度なのは相変わらずなんですけれどね。

と、元バイトさんのおっしゃる通り相変わらずです。それでも、診療室に行って、その後様子を見ても痛いようならば工程変更や職場変更などがあります。ボクもそういった診療室−工程変更をした人を何人か知っていますが、その後本人がどう感じているかとか、周囲の人がどう思っているかということ、いわゆる自意識という部分をどう本人が解決するかが問題になるのかと、考えています。

周囲の目に我慢することが始まるのだろうと思います。「出来なかった人」と思われているのではないか、という思いが「自分の心に棲みつく」なんて聞いたことがありますし、ボクもそうだろうと思います。

でも、それは、その工程が出来なかっただけで、それにトヨタが合わなかっただけで、そんなひとつの工程が「出来なかった」と言ってその人が否定されるわけではないのでしょうから、痛いのなら痛いと言ったほうが、そして無理なら無理と言ったほうが良いと思うのですよ。

そしてそれでも「我慢しろ」なんて言われたら、人事でも組合でも言いましょう。言い難いのならメールもあるし。と、ボクは思うのですよ。

でも、それでも我慢するんだよね。慣れるだろうと誤魔化してしまう。我慢するということ、それは日本人がどうしても捨てられないもの、なのかもしれないですし、それが日本人なのかもしれないし…。

そうなると、もう職場のGLなりが早期発見するしかないのかもしれないし、個人的にヒヤリングするとか、そういうヒヤリング係を設けるとかしかないのかなあ、と思っていますが、やっぱり自己申告なしにはトヨタもどうしようもないということもありますから、痛いのは我慢しないで、としか言えない、です。

弱者に我慢を強いる社会、そして我慢が美徳と考えられている社会。ボクたちはどうも「痛いけど我慢して」ということに何の疑問ももたなくなって、いえ、そう洗脳されてきたのかもしれないと思っています。必要な忍耐とそうでない我慢は、どこかで使い分けないと、肉体的にも精神的にも壊れると思っています。
 こんにちは。本当におっしゃるとうりですよね。我慢の先に、良い事があればいいのでしょうけれど…。前の職場で、「無理なら出てこなくていい。」と言われたのを思い出しました。無理していたのを、見透かされていたんですね。日本人の価値観も、変わらなければいけませんよね。長時間労働とか…。仕事に殺されたくはないです、心身ともに。
のな | 2017/07/08 09:16
 追記:バンテリン、工場にアルバイトに行った時の必須アイテムでした。
のな | 2017/07/08 09:17
のなさん、こんにちは。

そうですね、我慢の先に良いことや、未来があればいいのだけれど。

それは痛みだけではなくて、すべてのことで、努力とか我慢が報われると良いのですが・・・。
田原笠山 | 2017/07/09 10:55
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