トヨタ期間従業員に行こう

トヨタ自動車期間従業員であった筆者が期間工、派遣社員、非正規社員についてや雇用の問題そして1年間にわたる失業生活、その後のタクシー運転手としての日々なんかをぬるめに書いています。

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“高齢化”するひきこもり(4)
少し補足したいと思っている。
というか、考えがまとまらないでいて、全部削除したいという衝動にも駆られていたりもするのだけれど。

ボクの立場からの中高年のひきこもりについて書いてきたのだけれど、読み返すと、そのことでかなりバイアスがかかった文章になっていると感じている。ボク自身の立場というのが、失業者としてのひきこもり、あるいは非正規雇用としてのひきこもりということで、そしてボクを含めたそういった人々が精神疾患を患っているということへの反発と、ま、高齢と言われる人々も調査にあった若年層の心理的葛藤とほぼ同じではないかと思ったからで、そういった負の意識(というか、そう思うこと自体、実はボクの偏見があるのだろうけれど、そしてこうして補足みたいなことを書いているのは、その偏見への違和感をボク自身がボクの文章を読んで感じているからなんだけれど)を否定したかったからだと考えているのだ。

確かに、正規雇用されている40歳代というのは管理職にある立場の人、あるいはそう期待されている人たちで、その重圧のようなものからくる精神的疾患は多いのだろうと思う。そのことについて知人の医療関係者に聞いたのだけれど、やはりその年代というのが睡眠障害とか重くなると幻聴幻覚なんてのをうったえる割合が多くなるということだった。

40歳代の話ではないですが、東京都が行った実態調査では
引き篭もりは30〜34歳の年齢層が最も多いみたいですね。全体の43%だとか。原因は「就職や就労での挫折」

30歳〜34歳という年齢層は就職氷河期という世代であり、スタート時点から就職や就労での挫折感を味わっている人たちですから、そこからの立ち直りというのはかなりの労力や努力を要すのだろうし、再度挫折したとしたら社会への不信感も増して厭世的な思考に陥るのだろうと思っています。そうなると、積極的に外に出るということを避ける傾向になるのだろうし、非正規社員を続けることでも更なる挫折感がひきこもりに繋がるのだろうと思います。

それより上のバブル期世代の40代以上の人のひきこもり、その精神的疾患というの少し違っていて、例えば社会の変化(IT化とか)についていけないとか、トヨタ化する企業倫理(例えばコスト意識とか)についていけないとかに起因する精神的疾患、そして管理職という立場での重圧や期待なんてことも重なって、精神的に疲弊するのだろうと、そして精神疾患になってしまうのだろうと考えています。

そうなると中高年のひきこもりのほうがタチが悪くて出社拒否からのひきこもりという人の割合も多いのかなあ、と思っています。休業している人もいるのだろうし。

就職してもしなくても、していてもしていなくても、心が安らぐ場所がかなり狭い空間、例えば部屋の中という6畳ぐらいの空間で、パソコンを通して外の世界を拘繋していたとしても、その外と自分の位置にはかなりの距離があって(それが安心感の元なのだけれど)、すぐ近くの外、あるいはその中間の外(近所とか会社とかの世間)なんてものへは無関心でいられる、ということなのかもしれないと思っている。

ていうか、こうしてひもすがら誰とも話さずに何もしないでいるというのが楽に思えて、そしてこの6畳の空間にだけ安心を感じることが、精神的に病んでいることなのかもしれないと、そしてなによりも、こうしてクドクドと終わりのないひとり言を書き連ねることが、少し精神が傾いていることなのかもしれないと、思っているのだけれど。

食えれば、嫌なことは避けて存在したいと思うことも多くなって、そんなことを考える時間も多くなったりしている最近、ボクの失業者生活の日々なんだけれど。ほんと人と会わない日が多いね。えっと、おととい、ちょっと会ったかなあ。スーパーのレジのお姉さんと。

う〜ん。




誰かがきいた おまえは何のために生きてるの
すると僕はこう答える 体裁つけて

……

誰かがきいた おまえは将来何をする
すると僕はこう答える 体裁つけて

……

誰かが 誰かが 誰かが 誰かが 
きかれるたびに 僕の答えは違ってる

私は 私は 私は狂ってる
狂っているのに それでも答えてる

「私は狂っている」吉田拓郎



引きこもりたい。
・・・その選択すらも今は考えられない30代です。

事実・学校を卒業してからの就職はなく(いいところ)給料安い・仕事はきついというような中小企業がほとんどでもう5歳早く生まれたかった・・・・。

期間従業員の世代もこの30代が一番多いのではないかと思ったりもする。
まともな正規雇用を経験したこともない感じの人が多いのだ。
(サービス業出身者多い)
でも・・みんな良い人で頑張り屋もおおい。

人と向き合うのはとても億劫だけど・・それもまた社会活動の一つで・・
管理人さんみたいなバイタリティーがあれば仕事もありますよ。
金銭面との天秤が一番難しいだけで自分らしくどうするかを考えて・・その後は金銭面かな・・・・?

自分も雇用1年目は夢まで仕事していて気ばかり使い・・・最悪な職と感じたがまあ何とか毎日行ってます。
(今でも辞めることを前提に仕事してるが・・・)

いいんだよ引きこもりでオタク・・変態のおじさんで。
いいとこは沢山アル。

自分もそうだし・・・。
稀 | 2008/05/14 22:46
40代前後の引きこもりに関してですが・・・・・

おそらく精神疾患うんぬんは20代からの引きこもりが
長期化した40代以上の方かもしれません。案外引きこもり的な人たちは20年近く前から存在していて、それにようやく10年ほど前に気がついた・・・・みたいな感じかもしれませんよ。


直接の知り合いではないのですが、20代から引きこもっていたアトピー患者さんが統合失調症(昔、精神分裂病といわれていた奴です)にかかって例を数件知っています。

世間とのつながりという奴はやっかいな物なんですが、つながりを完全に絶つ事で自分の世界に入る事はいい意味でも悪い意味でも心の自浄作用という奴を狂わせるのかも?
もっさん | 2008/05/14 23:18
>稀さんへ

そうですね、状況によっては許されないって人もいるでしょうね。ひきこもるということが家族を捨てること、と同じだったりね。

30歳、サービス業かあ、多いかもなあ。最近は期間従業員も若年層が多くなっているようにも感じますが。どうなんだろう。

バイタリティーはない。
お金も年収200ほどでも良いのだけれど…。

それに変態おじさんではないし…。

>もっさんさんへ

なるほど、そういうことなのかもしれませんね。ニートとかも。

なにかのきっかけ、その統合失調症の前駆症状ってのは、たぶん世間とのつながりの部分での症状なのでしょうから、そこを断つということは、結局のところ治癒には繋がらないということも、おおいにあると思います。

自浄作用というのを狂わせるということは、確かに個体だけだと限界があるでしょうし。ま、それは、個人というか企業とか社会とかにも言えることなのでしょうが。例えばイデオロギーなんてことも…。
田原笠山 | 2008/05/15 21:10
こんにちは。
2年半ほど前、「田原刑務所へようこそ」という微妙な期間工ブログをつづっていた、まるおと申します。
こちらのブログ、楽しく拝見させていただきました。

断筆から3年近く経過し、「さすがにもう、削除されているだろうなぁ」と思いつつ検索したところ、ブログ自体が残っていてびっくり。こちらにて、「田原懲罰房」がなくなったというログを拝見してさらにびっくりでした。

まるおは死んだのか、退所できたのか、などというコメントが残されていて、思わずニヨニヨしてしまいました。

結果としては、12ヶ月無欠勤にて、2006年9月に出所がかないました。その後、失業給付を受けたり、公共職業訓練を受けたり、念願のスーツを着る仕事に就いたものの、挫折し現状無職・・・などなど、相変わらず微妙な人生を送っているまるおでございます。

ブログが使える状態で残っていたため、当時では書けなかったことや、後日談などを執筆しようかと思っております。

こちらのブログを拝見しなければ、再開しようなどとは全く思っておりませんでした。きっかけをくださったことに感謝感謝です。
まるお | 2008/05/15 23:36
まるお、なんだろうか?

お元気そうでなによりです。
まるおについては、いろいろなことが噂されていて、ボクも、どうなんだろう、あのブログの終わり方があまりにも不自然だったので、最悪の場合を考えてもいたのです。今も、ブログが更新されて、あるいは更新されても、それが本人であるかは、少し疑うのかもしれないと…。

というの気持ちなんだけれど。

まるおブログは、ボクのひとつの出発点です。もうひとつは、ボクの田中和風寮での生活。更新されていなくても、たまに見ていますよ。もしかしたら、って感じもしていたし、なんていうか、いつかは更新されると、かなり強く思ってたしね。

よく「ひとりで書いているのですか」なんてことを言われます。きっとね、もうひとりのボクってのは、まるおのあの文章の裏の部分、それは悲しさなんだろうけれど、それが書かせていたのだろうと思っています。

まるおだけではなくて、田中和風寮で失踪したTさんや、少し精神的に疲れたKくん、そしてあのころのボクが書かせていたのだろうけれど。

微妙な人生ですか。
なんていうか、微妙なバランスの上ってのは、けっこうスリリングで、それは楽しいことなのかもしれないと考えています。ボクの、この4年間というのもそうですけれど…。

ボクも、うまく立ち直れないでいるし、なんていうか、うまく生きていくことは出来ないかなあ、なんて思っているんだよ、まるお。

更新されることを楽しみにしています。
「ケーキもぎゅもぎゅ」から久しぶりだね。


田原笠山 | 2008/05/16 09:57
こんにちは。ひきこもりの話題だから、というわけではないのですが、僕自身、現在うつ病で休職中でありまして。これも精神疾患であり。偶然とはいえ、不思議な『縁』みたいなのを、感じたしだいで・・・。
ま〜、なにするにも、気力がないので、ひきこもり、みたいなもんです。ひきこもりと うつ病の因果関係てあるのかな〜?人生いろいろ、長い間生きてれば、そんなこともあるしさ、うつ病になったおかげ?で 今まで気がつかなかったこともあるしさ。なんて、いい意味で開き直ったりしてます。
失礼ですが、管理人さんは、うつに、なったことありますか?この辛さ共感していただけるかな?
と思いまして・・・。すいません、変な質問で。
えーちゃん | 2008/05/16 17:07
えーちゃんさん、お久しぶりですね。
返事、遅くなりました。

部屋にいた、というか、ほとんど部屋にこもっていたのですが、気持ちが落ち込んでいる時に書くと良いことがないもんで…。

うつが原因とか、いろいろな原因はあるでしょうね。ほとんどが、精神的なものなのかもしれません。就職できないとか、就業でのこととか、対人問題、あるいは対人を含んだ恐怖症なんてことも、あるでしょうね。

ボクは、昔、カウンセラーというか、そういう専門の人のところに何度か…。教会とかも…。母親と、お祓いとか、なんかお呪いみたいな場所にも行ったことがあります。

共感は、どうなんでしょう、ボクが分かったようなことを言うのは失礼でしょうし…。多分、苦しみってのは、他人には分からないだろうし。判断もし難いだろうし、自覚症状もなかったりだろうし…。

だから、なんともいえないのですが…。

すみません。
田原笠山 | 2008/05/17 14:33
かの極真カラテの大山倍達氏も千葉の館山で山ごもりをしたそうです(ゴッドハンドで牛を倒した)。
里に降りないように、片方のマユをそって珍妙な面構えにしておいたとか...。

病気以外のものは、全否定するのはどうかと思います。
ぐるりん | 2008/05/17 17:46
COMMENT









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