トヨタ期間従業員に行こう

トヨタ自動車期間従業員であった筆者が期間工、派遣社員、非正規社員についてや雇用の問題そして1年間にわたる失業生活、その後のタクシー運転手としての日々なんかをぬるめに書いています。

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ホームレスのいる街
そういえば豊田市駅周辺にはホームレスの人たちがいないのだろうか、見たことがなかった。あれぐらいの規模、そして景気のいい街には必ず何人かはいて、アルミ缶を集めたりしながら生活しているものだ、と思う。ボクの住んでる街にもいるし、その前に住んでいた街なんてのは資源ごみの日の前日にはゴミ収集所の前にいて、住人が捨てると同時に「仕分け作業」をしていた。そのことが問題になったのだけれど…。

豊橋には2人の女性ホームレスがいて、駅周辺で寝泊まりしているし、夜になると改札前のベンチに座って酒盛りしていたりする。話を聞いたことがある。というか、正確には「話が聞こえてきた」のだけれど。

一人のお姉さんは「ピンクハウス系」の、というか「メイドカフェ系」の洋服を着て、暖かくなると駅前のテラスで寝ていたりするからご存知の人もいると思うけれど、そして冬には駅構内で「寝るのは禁止」されているのだろうか、立ったまま寝ている姿を何度か見たことがあるぐらい、有名だと思うのだけれど、よく見ると化粧もしていたりする。

そのピンクハウス・メイドカフェ系のお姉さんの話を、もう一人の女性ホームレス、その人は髪がレゲエ系ドレッド、とうかトグロを捲いた蛇系ヘアーで、やっぱり着ている洋服もそんな感じなのだけれど、その人は社交的で、あの改札前のベンチで酒盛りを主催しているふうな感じで、煙草も吸っていて、そしてお金がある時はその全てを使い、ない時はどうにかして都合をつける、そんな意気と侠気のあるような人なんだけれれど、その人が「あの女は」とそのピンクハウスメイドカフェ系の人を、もうたっぷりと憎しみを込めて「おにぎり一個でやらせたらしいよ」と、「二個なら良いのだろうね」とボクの気持ちは見抜けないのだろう、大声で話していた。

というところで、ボクの基本的な疑問は「二個」という対価に振り分けられてしまって、そこからなかなか抜け出せなかったのだけれど、それでもそれはきっと「対価」というボクらが普通に考えるその手の事案ということではなくて、「命」という微妙な線上に存在する価値観の交換みたいなものなのだろう。ようするに彼女にとってはその「おにぎり」が「全て」だったりするのだろうしね。

そう言った、たとえば、極限の状態(飢餓とか)にあっても「デキルのか」ということが、次のボクの疑問にいつの間にかすり替わっていたのだけれど、きっとそれはボクの知っているアフリカの娼婦たちほどの技術でデキルように自己催眠みたいな、例えばトランス状態になる術を獲得しているのだろうと思った。

そして次は「相手」ということになるのだけれど、そうなるとこれまでの質疑応答よりもかなり広範囲の可能性が提示されるに至っては、ボクとしては、例えば「おにぎり一個なら」なんてことを考えていたりして…。「ピンクハウス・メイドカフェ系40代、トランス状態」。もしかしてね。あとはボク自身の「愛」の問題になるのだろうけれど。それとか、やっぱり「愛++」のような、たとえば「愛*優*哀」なんて言語の問題になるのだろうね。

こういう話はとてもデリケートなのだけれど、ボクはホームレスのいる街は住みやすい街ではないのかと思う。豊橋という大きさの街で、あの数のホームレスは多いかもしれないと思うかもしれないけれど、たぶんそれが街の懐の深さだろうと考えている。宿場町やだったことや東海道筋ということもあるだろうけれど、土地自体が持っている温度、あるいは霊気みたいなものは、100年とか200年の単位で作られるものだとうと思う。そして不毛な土地だってきっとあるのだろうと思う。そういう場所には人々は住みつかないものなのだ。

「何かがある」とか「何かがいる」気配を感知する力が普通、人には標準装備されている。そして個人差があって互換性がなくて汎用もできない、のだろうと思う。人の精神なんてそんなに帯域幅のあるものではないのだろうし。

そんな相性ってのは、なにも土地だけではなくて、その上にある工場とか会社とかにもあって、そのあたりの「何か」が合わない場合はどうしようもないと思ったりしている。

土地にも、人にも、そしていろいろな場所にも、ね。

雨だね。

管理人さんの日本語って、
もう途方もないくらいに優しいってことを
本人はどれくらい気づいてるのかしらね。

ほんと、雨ね。
kemami | 2008/06/29 12:27
東京などの大都会では、新宿2丁目ではないが、そういう人たちが東京に集まってきて、ホームレスなどを襲ったり、買春行為をしていると聞いたことがある。また、ホームレスはそれで得たお金で命をつないでいると聞く。
とても悲しい話である。
彼らのもの悲しい目を見ているとこちらも悲しくなる。

また大分前の話だが、川崎のホームレスが一時期、臓器売買の為急激に数を減らしたという話も聞く。とてもやりきれない話だ。
海 | 2008/06/29 15:43
>kemamiさんへ

そうなのかなあ、なんて考えていますが、きっと、実際はかなり優しくなかったりするのが人だったりするしね。

てか、感情の起伏が激しいというか、なんというか、いつも弱っているというか…。きっと子供嫌いのKemamiさんとは相性が悪いと思ってる……。

>海さんへ

今日もホームレスの人が襲撃されたというニュースがありましたね。

岡崎や浜松でもそんな事件がありましたけれど、それでもきっと住みやすい街に集まるのだろうと思います。

それはきっと、住民の優しさみたいなものが感じられる場所なのかもしれないと思ったのですよ。豊田市にいない(ボクが知らないだけかもしれませんが)のは、なんかやっぱり異常な証拠かなあ、なんて考えたもんで。

それにボクたち非正規雇用者も、明日は我が身って感じる時のほうが多いことも確かですしね。

ありがとうございました。
田原笠山 | 2008/06/29 19:42
いっその事豊田市は旧西ベルリンみたく周囲を塀で囲み
人、物、金の出入りを完全に監視したほうがよいのかもしれませんね。
あ、そうなると三好と高岡は工場の中に境界があるからややこしくなりそう。

いくら豊田市でも全ての希望する人が職にありつけてるとは考えられないので
街の規模を考えるとそういった人が居ないというのは有り得ないはずなのですが
居ないということは何らかの見えない力が働いてるのかもしれません。

そろそろヤマサちくわを食べながら酒でも飲もうかと考え中です。
最近値段が上がったんだよねぇ。
さといも | 2008/06/29 21:22
繁華街ってのが限られていますしね。たぶんそう言う意味では住みにくい土地なんだと思います。

住宅は郊外に散らばっているから、アルミ缶収集にしても自転車や徒歩だと限界があるし。

豊橋、岡崎なんて街とは違う空気がするのは、そういった殺風景さ、だと思います。
田原笠山 | 2008/06/29 22:09
ホントはデリケートな話が得意だったりするのだけれど。(^u^)
何時も長く書き込むのもなんだし。
ホームレスについては、まぁ、そんな訳で見かけることは少ないですね。
駅ではなくて、橋の下とか別の場所に居て、自転車で元気に出勤?され
たりしています。昭和40年代迄は、極普通の田舎町だったんだけど。
ホームレスも住みにくい、薄情な街に成ってしまいました。
街の成長はトヨタの成長とイコールな訳で、海外進出にあたっても共存
共栄などとのたまってますが、豊田市の現状を見てその違和感を感じ取れ
ば真意が何であるかは判るでしょう。すっかりneo豊田cityに
成ってしまいましたからね、駅前再開発と保見団地は隠しきれない汚点と
して出口の無い泥沼となっています。
考え中 | 2008/06/30 11:49
考え中さん、こんばんは。

いると安心するんですよ。
野宿するときには特に。

最近は駅が閉鎖されるから、駅にはすまないとしても、朝には駅周辺に集まることが多いと思うのですが、豊田はどうもそんな様子もなかったので…。

ま、ボクも何度も何度かしか早朝の豊田市駅周辺を見たことないのですが。

駅前は、なんかあのまま飛び出しそうな感じはしますよね。
田原笠山 | 2008/07/01 18:46
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