トヨタ期間従業員に行こう

トヨタ自動車期間従業員であった筆者が期間工、派遣社員、非正規社員についてや雇用の問題そして1年間にわたる失業生活、その後のタクシー運転手としての日々なんかをぬるめに書いています。

いつ解除しますか?(自殺者20万人が出るという予想もありますが)
愛知県で新たな新型コロナ感染者が3日連続して出なかった。(8日現在)
ゴールデンウィークが終わった7日からは、仕事が始まったり、病院に行く人で、人出は多くなっているように感じる。タクシーも少し動いている。売上も伸びているはずだ。週明け11日、そしてトヨタ自動車の稼働再開する12日、18日になると、街の風景も、そして人の心も、なんとなく普通に見えたり思えたりするのではないか。夜の街は営業自粛が解かれなければ静かなままだとしても・・・。

外出自粛や営業自粛、緊急事態宣言、それらがいつ解除されるかということが、状況が明らかにさることによって、徐々に注目され始めている。

そのひとつが「年齢別の感染者数(死亡、重症、軽症)」だ。このグラフから読み取れることについて、藤井聡先生がツイートしていたので、それに返信してみた。


1.休校と外出自粛の解除
2.経済活動(営業自粛の解除を含めて)の通常化
3.PCR検査の50代以上(40代に下げたほうがいいか)への集中
4.感染者や接触者、範囲を広げて50代以上の行動制限(補償付きで)
5.高齢者がいる家族の徹底した感染予防

少し訂正したが、そう読み取れる。というか「頭を真っ白にして」となると、「そういえば亡くなったのはみんな高齢者だなあ」とか「オレの周りに感染者いないし」「中高年病」「非正規脱却のチャンス」なんて考える人もいたり、するに、決まっている。

いつ解除をするか、難しいだろうが、このグラフからは「それほどの病気でもなさそうだ」と感じる人も多いのでは?(まあ、確かにボクも含めて死亡率が高い人たちにとっては「それほど」の病気なんだが)

というか、このままでは新型コロナウイルスに感染して亡くなる人よりは、自殺して亡くなる人のほうが多くなる(それも圧倒的に)、そのほうが悲劇だ。そのことについても、藤井先生が警鐘を鳴らしている。

公共交通運転手が気を付けるべきこと
藤井聡先生と、京都大学ウイルス・再生医科学研究所の宮沢孝幸准教授の「【宮沢孝幸×藤井聡】新型コロナ、電車やバス、タクシーは大丈夫なのか?」という対談がYouTubeにアップされている。

自粛制限が出されている中においても業務を続けている、都合のいい時にだけ公共交通を口にするボクたちタクシードライバーにとっても、不安を和らげてくれるし、今後の指針にもなる。



目指すは「ほぼゼロ」リスク、
公共交通の感染リスクを「ある程度混雑していても」乗客も運転手も「接触対策」「飛沫対策」「空気対策」の「3つの対策」をすれば、「ほぼ問題ない」と提言している。

ではタクシー運転手はどうすればいいのか。まとめてみた。

(1)接触対策:目鼻口を触らない

とにかく触らないこと。触るのなら、まず手を洗う。乗務中は洗うことが困難な場合が多いので、次亜塩散水やアルコール除菌シートを使い、消毒してから触る。車内は乾燥するので、鼻をほじりたくなるが、これも厳禁。眠くなった時に目をこすることもダメ。目や鼻の粘膜は弱いので傷つきやすいので、そこからウイルスが入る。

分かっているだろうが、指をなめてお札を数えるのも厳禁。

(2)飛沫対策:黙る or マスク
マスクの徹底。マスクをしていないお客様にはマスクの提供もありか。入店時にマスク着用を義務化している飲食店、小売店もあるが、個別にそれをやるのは乗車拒否を考えると難しい。

黙る。話しかけない、ということも必要になるか。飛沫対策に、ビニールシートでの仕切りも有効だろう。業界と自動車メーカーとの早めの対応が必要だったが、なぜだかタクシーは遅い。というか、業界という他界。(コンフォート、ジャパンタクシーの製造メーカーはなんとかしろ<トヨタ自動車)

(3)空気対策:窓を開けて換気

運転手側の窓と、その対角線上の後部座席の窓を開けるのが効果的か。それとエアコンの外気導入を行う。気温の上昇とともに、窓を開けることのためらいもなくなると思う。

全てを含めて、空車後には次亜塩素酸水などの除菌・殺菌剤の空間散布と、ドアノブ、シートの掃除も必要か。蒲郡の感染例を考えると、咳などの空気中の飛沫が落ちた場所に、ウイルスが付着している可能性があるので、それを除去するのが肝要。

触らない、ということでは、そのまま放置しておく、なんてことも考えらえるが、それはそれで二次感染に繋がるので、公共交通機関の責務として、空車後の掃除も必要。

モノに付着したウイルスについては、「大半は何日も残らない」「感染にはまとまった数が必要」そして「一晩経てば感染リスクはほぼゼロ」ということなので、空車→除菌→運転、空車→除菌→回送→除菌→退勤、なんてルーティーンが必要か。

ボクたち運転手も乗客も感染者だと思っていれば、うつさない行動、うつらない行動をきちんとできる、そう思っている。

感染しないで非常事態宣言の解除を待ちたい。「そんな時代もあったねといつか話せる日がくる」(中島みゆき「時代」)んだからさ。

新型コロナ、電車やバス、タクシーは大丈夫なのか?

新型コロナ、電車やバス、タクシーは大丈夫なのか?
メーデーに思うこと
労使溶解。会社も組合も「会社を守るため」という言葉を使い、労働者からの搾取を正当化しているのが、この国の現状ではないのか?

労働者の日、勤労感謝の日、労働者が主体となって語られることも少なくなっているのではないのか?国家や企業、経済を守るために、労働者は新型コロナという戦渦の中へ突入していく。

いや、国のためとか故郷のためとか、家族のために、死ぬのならば、まだ許せる。愚かな利己的な経営者のためにだけは、死にたくはない。

オレたちタクシードライバーは、エッセンシャルワーカーだ。公共交通機関の一員だ。そういった自負があった。弁当を配達するのも、宅配するのも、利益よりは社会のためだ。その理念がなければ、長時間労働で低賃金の職場に我慢などできるわけがない。愛社精神、帰属意識の希薄化は、公共交通という意識を企業も労働者も失くしているからだ。

今、このコロナ禍にあって、「儲からないから」という理由だけで、供給を制限しようとしているタクシー会社がある。

国土交通省はそんな法人タクシーの許認可を取り消してくれ。公共という名のもとに企業活動を許されている以上、供給を「儲からない」という理由で止めていいのか。

山奥のぽつんと一軒家にも電力は供給されている。孤島にも電力は供給され、NHKの電波は届いている。道路は敷設され、郵便も配達してくれる。宅配便も「もうからない」かもしれないけれど、来る。

あるいは、バスも電車も、人を乗せていなくても走る。豊橋市内を走るコミュニティバスも利益は出ていないはずだ。それでもやらなければならない理由はなんだ?弱者救済、交通権と移動の自由の確保、ではないのか?

タクシーだけが、儲からないからというだけの理由で、恣意的に供給を制限している。移動困窮者を見捨てた。不自由な人たちを見殺しにした。

ドライバーは、オレたちは、経営者の姿勢を見たいのだ。こういった時期だからこそ、経営者の理念を、トップの考え方を知りたいのだ。ただそれだけなのだ。

すべてのドライバーが同じ考えではないのも分かっている。ただ、今後のタクシー業界を背負っていく若い人たちには、その姿勢をみせてほしい。オレたちがなんのために働いているのか。オレたちが社会に必要とされていることを。オレたちがエッセンシャルワーカーだということを。オレたちの仕事は意味があるってことを。それがオレたちのアイデンティティだということを。頼む。

豊橋市役所から豊川
それでも豊川は流れる
休業補償を手厚くして休業させなければならない理由
もっと休業してください、と昨日もエントリーしたのだけれど、タクシー業界が今後やらなければならないことは

雇用調整助成金の給付を受けて、直近の平均賃金ではなくて、昨年度の平均賃金以上を支払う。乗務したら最低賃金分は保証する。調整金での不足分は持続化給付金を使う。休車申請をして車両の休業も行う。それでも足りなければ、経営者、役員の報酬を減らす。さらに足りなければこれまでの利益を再分配。業界全体で、雇用調整助成金の上限撤廃(期間と金額)を訴える。

今のルールでも、来年2月までは雇用と会社は守れる。6月30日までは雇用調整助成金の対象期間にカウントされないので、150日の年間支給期間は6月30日からなので、全従業員が休業して月20日の出勤分を休業としても来年2月ごろまでは支給される。長引けば、この期間も伸長してもらえばいいだけのこと。

雇用調整助成金を使って、もっと休業してください | トヨタ期間従業員に行こう

タクシー業界の抱える問題点の高齢化と低賃金は、感染者リスクと破綻リスクというコロナ禍のリスクそのもの。このまま休業させずに乗務という外出を強いると感染し死亡するリスクが高くなる。

低賃金なので、平均賃金の60%なんてことをすると、生活保護以下の生活になってしまう。そうなると、タクシードライバーから生活保護受給者に流れこむ人が増える。

結果、終息後には会社はあるけれど、労務倒産のリスクも高まる。国全体の労働者と消費者不足が、景気の回復を遅らせる。場合によっては立ち直れない。

ということで、今は運転手の命を守り、雇用を守り、生活を守ることを優先させる。ついでに言えば、消費税を10万円支給前に期限付きで撤廃して、消費を促す。

非常事態宣言が出ていて、外出自粛は、支出の自粛になっている人も多い。収入が減らなければ(減ってない人もいるだろう)、消費税撤廃で、10万円もらって、ぱ〜っと使うはず。10%オフの10万円祭りだ。

もちろん、ボクも、消費税次第では、ぱ〜っと半分ぐらいは使う、はず。休業手当次第ってのもあるけれど・・・。

ということで、今こそ決断を。もっと休業を、もっと休業手当を、そして10万円の前に消費税撤廃、なのだ。

雇用調整助成金  ガイドブック
持続化給付金に関するよくあるお問合せ (METI/経済産業省)

4月24日22時豊橋広小路通り
週末、広小路通り 22時
雇用調整助成金を使って、もっと休業してください
稼働台数をかなり削減しているようだが、削減したとしても、外出自粛と給付金付きでの休業要請を出している状況では、週末の繁華街はゴーストタウン化していて、相変わらずタクシーは並んでいて、売上も相変わらず1万円いくかいかないかの底を這いつくばっている。

出ても赤字、休業しても赤字という状況で、どう損失を少なくするかが、生き残りのカギになっている。5月6日が過ぎ去っても、6月30日が来てもなお、この状況は変わらない。敏速に手を打たないと、そして変化に対応する反射神経をもっていないと、倒産する。そのまえにボクたちが解雇される。

戦力の逐次投入、ということが話題になっていたが、その通りで、躊躇ったり、怖がったり、ビビったりすると、赤字が増えるだけ、というのが今の状況。営業を続けるなら営収補償をし、休業に対しては営収補償分の休業手当を払って会社の存続を目指すか、全休業をして損失を最小限に抑えるか、その二択しかない。思い切った稼働数の削減が吉、そう思うのだが。

5月13日まで特例措置でタクシーでの貨物輸送を認めたり、買物代行を始めたりで、忙しそうなタクシー業界なのだが、弁当のデリバリならまだしも、買物代行は乗務員の感染リスクが高くなる。感染者が出たら、2週間は営業所を閉鎖している/させられていることを考えれば、「そこまでしなくても」なんて声も多い。だから、配達も買物代行も始める会社が少ない。

東京新聞:タクシーで貨物運送可能に コロナで宅配需要増加:経済(TOKYO Web)

そして高齢者が多く、糖尿病や心疾患を患っている人が多いタクシードライバー、何割かは怖がっていて自粛したいと思っている。持病がなくても、出来れば休業して外出自粛したい人もいる。

稼働を減らせるのに減らさないのは、休業要請を行っている社会の動向に反するのではないか?夜の街に人がいないのに(需要がないのに)、タクシーとドライバーは大勢いる。それは正しいのか?

営業を続けるのなら、ホンダが開発した感染者搬送用の車両を導入するとかしないと、安心して乗務できない。タクシー会社が個別に考えるのではなくて、ハイタク協会がリーダーシップをとって対策を考えるべきなんだろうけれど・・・今さらって話なんだが。

ホンダ、新型コロナ患者搬送用の特殊車両を提供 - Impress Watch

休業要請で休業した場合の雇用調整金の助成率を10割にする、と加藤勝信厚生労働相が話しているが、支給上限の8330円も上げて、休業もしやすい環境の整備をしてもらいたい。それに支給されるかされないか、どれぐらい支給されるか、それだけでもすぐに分かるようにしないと、不安で躊躇しているタクシー会社の経営者もいる。そうこうしているうちに、倒産なんてことにもなりかねない。

要請で休業、助成率10割に 中小向け、雇用調整金拡充―加藤厚労相:時事ドットコム

タクシードライバーは、何度も言うけれど、「渡り(他のタクシー会社に転職すること)」を当たり前と考えている人が多く、愛社精神や帰属意識が希薄な人が多いので、まあ、倒産しても景気が良くなれば(良くならなくても)、仕事はいくらでもある、なんて考えている人が多いのも事実。

でも、言っとくけれど、このコロナ禍が終わったら、違った秩序やルール(賃金や雇用)が業界に生まれるってことも確かで(というか、そこはもう経営者は考えているだろう)、それに自動化もいよいよ加速するのも確実で、リーマン後の時のように、タクシードライバーの職ならある、なんてことにはならない。きっと。

タクシー業界が今やるべき、たった2つのこと | トヨタ期間従業員に行こう
エッセンシャルワーカーですか? | トヨタ期間従業員に行こう

豊橋市松葉小路 げん屋前 週末
週末22時、豊橋市松葉小路げん屋前 22時で通り一本貸切状態。
トヨタ自動車国内工場の今後の稼働について
トヨタ頼み、という地域が愛知県内には多く、この豊橋市もトヨタ自動車とその関連企業頼みの下請け工場や飲食店が多い。そしてボクたちのタクシー業界も、その動向によっては売上が上下する。

ゴールデンウィークの長期休暇は、例年だと日中が暇になる。今年は、昼も夜も、今も暇なのだけれど、もっと暇になる、そう予想している。夜は、今でも、まるで夜間外出禁止令下のアフリカの街のようだ。

さて、その影響力絶大なる愛知県内のトヨタ自動車の稼働停止状況はというと、

稼働停止(全15工場28ライン中、5工場9ライン) 堤工場 第1ラインおよび2ライン:5/12(火)-5/15(金)4日間
田原工場 第1ライン:5/12(火)-5/18(月)5日間

そして
1直化(3工場4ライン) 田原工場 第1および第3ライン:5-6月 稼働1直化(2直とも従業員は出勤)

加えて、5月1日と11日も、ほぼ全ての工場で稼働中止する予定のようだ。

トヨタ自動車国内工場稼働予定

トヨタが5月に全工場で生産調整、減産台数は約8万台(ニュースイッチ) - Yahoo!ニュース

トヨタ、5月も大幅減産 国内完成車15工場で停止へ:一面:中日新聞(CHUNICHI Web)

国内工場の稼働について(4月20日追加) | コーポレート | グローバルニュースルーム | トヨタ自動車株式会社 公式企業サイト

休日が増えるので、喜んでいる人も多いのかもしれない。今のところ、週末の外出自粛を守られているようだ。夜間外出禁止令下のような街の静けさがそれを証明している。休業要請も出されて、開いてる店を探すのも難しいとあっては、さらに自粛せざるをえない、という状況。要するに奏功しているということ。

そういえば、松葉通りで、「おっパブ、おっぱい」だったか「おっぱい、いっぱい」だった、そう言って、警官に対して客引き行為をした風俗店店員が逮捕されていたが、67歳の店員、たぶんプロなんだろうけれど、このコロナ禍での超暇な時期、感が鈍ったのだろう。花粉で鼻が利かなかったのかもしれないが・・・。
客引きした風俗店従業員を逮捕 | 東日新聞
豊橋署は21日夜、県迷惑行為防止条例違反(客引き)の疑いで豊橋市佐藤2の67歳の風俗店従業員を現行犯で逮捕した。 逮捕容疑は、21日午後8時35分ごろ、豊橋市松葉町1の路上で、警戒中の警察官に対し、「おっパブ、おっぱい」などと言って誘い、...


こんな閑散とした時期に、なにも取締らないでも、と思うのだけれど、迷惑行為防止条例というよりも、コロナ感染防止という視点からの、別件逮捕のようにも思えたりで、とにかく、今は外出すると、そこいらに私服警官がいて、ちょっとしたことで逮捕される、そう思うと、ああ、なんだか嫌な感じだなあ、と、憂いたり恨んだり、こんな状況が長引けば、人の心まで病んでしまう、そう感じるプレミアムフライデーだったり・・・。
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