トヨタ期間従業員に行こう

トヨタ自動車期間従業員であった筆者が期間工、派遣社員、非正規社員についてや雇用の問題そして1年間にわたる失業生活、その後のタクシー運転手としての日々なんかをぬるめに書いています。

カローラでGO(3)
すばらしい。やっぱりカローラは良いですね。LSがレクサスのフラッグシップならば、カローラは全トヨタのフラッグシップ、いえ世界中のどんな車よりも素晴らしい車、車の王様と言ってもいいでしょう。さすが販売台数世界一の車です。もう言うことなんてありません。

CMも素晴らしい。木村拓哉さんと明石屋さんまさんを起用したテレビコマーシャルも良いですね。このふたりの出演料だけで軽く3億円でしょうか。キムタクもさんまさんも、高級車だけではなくてカローラも似合いますね。というか、今度のカローラはどことなくエレガントでシックな雰囲気。

なんでもこのCM、女性版もあって、出演は仲間由紀恵さんとエビちゃんという噂もあったりなかったり。もうこうなったら、カローラ怖いものなしです。売れまくるでしょう。リコールが、もしもですよ、もしも仮にリコールが出たとしても、そんなもんこの豪華出演者、だれも悪口は言わないでしょう。そんな勇気のある人なんてそんなにいるとは思えないし、ブログなんかで悪口言えばそれこそ炎上するでしょうね:)

これがトヨタパワーですよ。どうだ、参ったか。カローラでGO。


鯨なのか流木なのかということが問題なのではなくて、それにどこから来たのかとかも問題ではなくて、問題はどこへ行くつもりなのかである。

え?「お前こそインチキだ」って。「昨日とは全然言ってることが違う」って?

ふん、それがどうした。世の中長いものには巻かれとけっての。カローラ・キムタク、カローラ・さんま、カローラ・仲間由紀恵にカローラ・エビちゃんだ。どうだ。こんだけキーワード入れとけば、このブログの販売台数いやアクセス数だって、急上昇するってもんでさ、旦那。それぐらいのこと厨房でもしってまっせ。ついでにカローラ・長崎莉奈に、 カローラ・嫌われ松子の一生、カローラ・Shufoo。もひとつついでにロリータ・生写真。ん?
「トヨタの世界」について
中日新聞の「トヨタの世界」第4部が始まりましたね。「工場に吹く風」とタイトルがついています。
トヨタの世界 - 第4部 工場に吹く風(1)<若い期間工>

この記事の最後の部分

『 団塊世代の大量離職や雇用形態の多様化、若年層の労働観の違いなど製造現場を取り巻く環境は大きく様変わりしている。トヨタのモノづくり現場を通じ、日本の製造業が抱える課題や将来を探る。』

ですが、これはどうも違うように思うのです。「製造現場を取り巻く環境は大きく様変わりしている」のはなにも「団塊世代の大量離職や雇用形態の多様化、若年層の労働観の違いなど」というのが主要因ではなくて、コスト削減のために非正規雇用を増やした結果なのです。もっともらしく書いていますが、団塊世代の大量離職がそれほど現在のライン作業に影響があるとは思えません。「職人が居なくなった」と言いたいのでしょうが、「二週間で仕事を覚えてくれ」と言われる現場において、どれほど専門性が重要なのかは疑問ですし、専門性を捨てることから現在のトヨタシステムが生まれたのですから、それはなにも近年になって突如として「様変わり」したのではなくて、もう20年前、バブル経済当時の人手不足による期間従業員の大量雇用期に「大きく様変わり」したのだと考えています。

また、「若年層の労働観の違い」というのは、まさか一昔前は「良い車を造って社会貢献したい」という職業観を持った人ばかりが、製造業に就いていたと言いたい訳ではないでしょうね?前にも書いたことがあるのですが、働くということが一昔前の方がもっと単純で、それは「頑張って車買うぞ」とか「庭付きの家を建てるぞ」といった金に繋がるものであって、それはトヨタという安定性ということになるのでしょうが、現在の若者がトヨタを希望する理由も、まさにその「安定性」や「大企業」といったものですから「安定した暮らし」の希求というのが職業観になっているようにも思いますから、あまり違いはないように思います。

「製造現場の大きな様変わり」はやはり非正規雇用の増加なのだと思います。ま、そのことを言うために「若い期間工」というタイトルなのでしょうが…。

 「車づくりに働きがいを重ねることが少ない若者たち。元町工場の組立ラインで期間工ら34人をまとめる相場利夫(38)は真顔で言う。」

そんなあ、車づくりに働きがいを重ねている若者は、今になって少なくなったのではなくて、特に期間工においては半年という期間稼ぐという目的、それは今も昔もそれほど変わっていなくて、むしろ3年間という長期雇用が可能になった現在のほうが、「車づくりに働きがいを重ねている」若者が多いように感じます。

 「彼らがいないと仕事が回っていかない。だからこそ胸の内を知りたいし、知ろうと努めているんだ」 

ま、こういった若者、この記事にある雇用形態の多様化、若年層の労働観の違いというのも、非正規雇用を増やし続けた企業に責任の一端はあるだろうし、今もなお増やそうとしている企業があるということが問題であって、ボクにしてみれば知りたいのはむしろ、そういった企業のあり方だし、正社員を増やす努力を惜しんでいる企業の胸のうちを知りたいんですよ。

そういう質問こそが若者をシラケさせるということもあるんだよね。
てか話がばらけたので、もう寝ます。


田原市 日米堂の鬼まんじゅう
食べたことはありません。
レクサスLS 順調なのか低調なのか
「10倍の謎」なんてタイトルにしようかと思ったのですが…。

レクサスLSが発売されて1ヵ月、その間の発注台数が公表されていました。その台数ですが、発売前に9000台の予約発注があったので、単純にひと月に1万2000台売れた、目標の10倍売れたと考えるのは早計で、というか数字のトリックみたいなもので「LS購入者の下取り車(約3000台)を分析すると、旧セルシオが8割を占める一方、輸入車は1割に過ぎず」との発表のように、ほとんどがセルシオからの乗り換えで、残りは下取り車がない人というのは官公庁や企業(その中にはトヨタ関連も含みますし、ディーラー買いというのもあるでしょうね)がほとんどだと考えたほうが良いのではないかと思います。

だいたい個人客が下取りもせずに「駐車場スペースもあることだし、ま、1台くらいLSを置いとくか」なんてのは稀なケースでしょうね。この数字をどう捉えるかによって、新聞の記事も分かれていて、トヨタのお膝元中日新聞は「出足快調」(好調ではなくて、快調ですよ)、朝日新聞は「セルシオの半分」低調を強調していますね。冷静に考えれば、発売2ヶ月前から予約しているものを、それもセルシオからの乗り換えが多いのに、「1ヵ月1万2000台、目標の10倍」とするのは、どうも戦略的な発表としか思えないですよね。

レクサス「LS」出足快調発売1カ月、目標10倍 中日新聞
トヨタ自動車は19日、高級車ブランド「レクサス」の最上級車種「LS」(セルシオ後継)の発売1カ月の受注台数が1万2000台に達したと発表した。月間販売目標(1300台)の10倍近く、順調な滑り出しとなった。ただセルシオからの乗り換え客も多く、ライバルの高級輸入車ユーザーをいかに取り込むかが、引き続きレクサスの課題となっている。

asahi.com:トヨタのレクサスLS受注、セルシオの半分 - ビジネス
トヨタ自動車は19日、9月19日から国内販売を始めた高級車ブランド「レクサス」の旗艦車種LS460の発売1カ月間の累計受注台数が1万2000台だったと発表した。トヨタブランドで販売していた前身の旧セルシオを00年に全面改良した際の同受注台数(2万5000台)と比べると半分程度で、やや低調な出足になった。


おはなやさん

ま、それでもトヨタ田原工場は快調にて好調で、これでもかというぐらいに製造しています。輸出向けもあるのですが、製造に携わっている者としては「え、たった1300台が目標なのか」と思ったんです。そんな数は3日もあれば…。その10倍もの数の車が船に乗せられて、遥かな異国へと旅たつのでしょうが。
go to a striptease
トヨタの工場内でプロの女性ストリップダンサーを招いてのパーティがあったそうですね。ま、ラインに女の人が全裸で流れている様を想像すると…。それをボルトを締める要領で触るなんて、なんと素晴らしい労働。ということではなくて、この話はフィリピントヨタ社サンタロサ工場で今年4 月1日に起きたそうで、「エイプリールフールだったもんで」では済まされないことだと思うのですが、しかし、フィリッピンでは何かお祝い事や送別会なんかがあるときには、そういったプロを呼んで全裸にするという習慣がもしかしてあるのかもしれないと、思ったりもしたのですが、まさかね。それにトヨタだしね。

詳しくは全トヨタ労働組合(ATU):フィリピントヨタでおきたことで。


秋は夕暮れの姫島…。悲しいときは泣くにかぎる。

もしもですよ、もしも仕事中にGLがやって来て「ちょっと詰所に来ない」なんて誘われて行ってみると、そこにはコンパニオン(なんでもどこの職場でも飲み会にはコンパニオンを呼ぶのだとか)が来ていて、そのお姉さんがいきなり服を脱ぎだして、そんでもって、あなたにお酒を注いで(ま、それも胸をスリスリさせてえね)くれたら…。

「GL、勤務中にこんなことやっていいのですか?ここは神聖な職場ですよ。」とあなたは断固抗議できるでしょうか?

ボクは……「え、いいんすか」なんて一応言ってはみるものの「きっとこれもトヨタシステムかもなあ。こういったことが日常的に行なわれているのかもなあ。CL詰所なんて所ではそれも毎日…」と肯定的に捉えるかもしれませんよ。

普通はイケナイことでも、権威のあるようなところで行なわれると、イケナイこともタダシイことになってしまうような錯覚に陥ることがあると思います。その権威というのは、例えば宗教と言ってもよくて、そういった間違いはなにも今さら言わなくても色々な事件が過去に起きていますからご存知だと思います。でも、そうは書いてみても、何がイケナイことなのか何がタダシイことなのかという境界線も曖昧で、実はその境界線も闇夜に紛れて引きなおされているということに、ボクたちは薄々感じているのでしょうが、一晩に数ミリ程度の移動なので、常に「あれ〜」と半信半疑な状態で、次の日には次の「あれ〜」があって、前の日の「あれ〜」はすっかりタダシイことにしてしまっているのではないかと思っています。

そしてそのタダシイことを証明するように法律を変えるなんてことも簡単にできる力があれば、なにも闇夜に紛れて境界線を引きなおさなくても、白昼堂堂と「はいはい、ここまでね」と線を引きなおすことも出来るのが権力についた権威というもんだろうと、これもまた歴史が物語っています。

「え、そんなことないよ。イケナイことはイケナイことだろうに」なんて言っているあなた。ほらね、非正規雇用という言葉自体、違和感がなくなっているでしょ?そのうち「工場でストリップして何が悪い」と開き直って、「やっぱPコン(パーソナルタッチコンパ)にはストリップだよね」なんてことになるかもしれないので、喜べみんな。

#てか、実際、会社でストリップして何が悪いと思っている人もいるようで…。法律じゃなくて就業規則を変えれば、ストリップだろうがなんだろうが出来る?
トヨタで1万円
今トヨタ自動車のwebサイトでは「toyota.jpに関するアンケート」を行なっていて、抽選で30名に一万円の旅行券が当たるそうです。
webサイトについてのアンケート
toyota.jpに関するアンケート


え、ボクですか?昨日の出勤前にアンケートに答えて応募しました。こういった懸賞ってのによく応募するのですが、当選商品で一番高額だったものは自転車、そしてデジカメです。自転車はローソンのレシートで応募する方法のものでした。デジカメはお菓子メーカーの懸賞、そうそう携帯ナビも当たったのですが、それは味の素のネットでのアンケートの商品でした。

あと、サントリーやキリンのビールも何度か。自動車やパソコンが欲しくて、かなり応募した時期がありましたが、やはり当たりませんでした。


おいしいきつねうどんの間違いでは?:)

総額だと10万円ほどでしょうか。だいたい10年間ほどですので、年間1万円ほど当てているということになります。これって、かなりスゴクない?ま、パチンコ、パチスロや競馬、競輪、競艇、オートなどのギャンブルで当てる額に比べればたいしたことないのですが、元がタダみたいなものですから、やはりスゴイかもしれないですね。

最近はあまり当たらないということは、運自体が悪いのかもしれないですね。でも今回のトヨタのアンケートは当たりそうな予感がします。ま、予感なんてあてになりませんけれど…。てか、30名なんてケチなこと言わないで、ど〜んと3000名ぐらいにすれば良いのに。そうしても3000万円分だから、広告宣伝費に使われる金額にすれば微々たるもんでしょうから。
4S
4Sとか5Sとか言われますよね。「整理、整とん、清潔、清掃」の4つのS、そしてそれに「しつけ」を加えて5Sです。ラインが停まった時や、作業終了時に「4Sを行なってください」なんて言われると、掃除用具置き場から箒やらちり取りをもってきて、各自の持ち場周辺の床掃除を行なうことが多いと思います。あまり汚れていなくても、とりあえず時間が出来たら「4Sをやっとけ」と。



ライン停止時の4Sなんてのは、もう暇つぶしみたいになっていて、同じ所を何度も何度も掃いたりしている人もいますが、中には日頃出来ないような場所の4Sをやっている人もいたりして、「4Sを見たらその人の仕事に対する思いが分かる」なんて言うGLもいるようなので、「いまいちGLの受けが悪い」とか「社員登用試験の推薦をしてくれない」なんてぼやいている人は、4Sをキチンとしていないのでは…なんて思っています。

最後のS「しつけ」、これこそが最も大切なSだと思います。きちんと4S出来る人というのは、そういう躾を受けた人でしょうし、なにも4Sの時間を特別に与えられなくても、常日頃から4Sを心がけているというのが本来の姿なのでしょうから、それが出来る人というのが一番基本だと思います。

それと4S時には作業中は忙しくて見えないところを見ることが出来たりして、自分の作業環境を改めて見直す機会でもあると思います。「こんなところにこんなものがあったんだ」とか「あ、この配線は注意しないと足をひっかけるかもな」なんてKYにもなっていて、4Sの時間に思わぬアイデアが浮かんでくるということもありますよね。

4Sの時間をどう使うかによって、あなたのトヨタ生活は少し違った…、あ、いかん、こんなこと考えるようになってしまってるし。う〜む、いかんいかん、洗脳されちまってるよ。4Sの時間はリラックスタイムに決まってるだろう。もう終了前なんかにライン停止すると「動くな、永遠の眠りを」なんて思いますよね。それが人情ってもんで…。

「整理、整とん、清潔、清掃、しつけ、洗脳」これがトヨタの6Sなのかもしれない。
トヨタ世界一への条件
今日のNHKスペシャル「トヨタ世界一への条件」は、急速な海外展開を行なうトヨタの課題、技術者の育成をテーマをタイ工場の現地人トレーナーズトレーナーによるベトナム人への指導する様子についてと、ピックアップトラック「タンドラ」発売までのトヨタのテキサス工場での現地下請け業者の素人集団の育成という感じの内容でした。

特に気になったのは品質の問題について「急速な海外展開による熟練工の減少」を主原因にして「経験の多い熟練工が減り、スキルがそれほど高くない人たちが増えた」という表現を使っていましたね。

国内で生産された車種のリコール問題については、なにも急速な海外展開によるものでもないのではないかと思っています。トヨタの標準作業というのは「スキルがそれほど高くない人たち」用に日々改善されていて、「スキルがそれほど高くない人たち」でも出来るという保障の元に、そのような人たちを増やすことによって、世界一へと近づいていったのではなかったのでしょうか。

ですから、トヨタ世界一の条件は「技術者の育成」というよりも『「いかにスキルのそれほど高くない人」に出来るような作業内容にするか』ということでコスト削減を目標にして利益世界一を目指していたのですから、実は「今までトヨタは作業標準に頼りすぎた」「スキルのそれほど高くない人に頼りすぎた」というのがNHKが言いたかったことだろうと考えると、「さすがNHK」と唸っているのです:-P


東への空路になっているのでしょうね、上空にはいつも飛行機が飛んでいます。24日の夕方の空です。

「スキルがそれほど高くない人たち」を「期間工」としてもいいでしょう。自家中毒になったというか、自業自得というか、陥穽に嵌ったというか、策に溺れたというか、自爆というか…。少し遅すぎる感はありますが、期間工を減らすことこそが品質向上への条件、世界一への条件だということ、そしてコスト削減にもほどがあるだろうということを声を出して言える時が来たのかもしれないと、そしてそれはトヨタのタブーを破ろうとしているのではないか、と考えています。

しかし、国内工場の生産よりも海外工場での生産を増やすというトヨタの計画ですので、期間工を含めてトヨタの国内工場の人員自体が現象していくようです。今後は「アメリカテキサス工場勤務可能な18歳から50歳までの人」なんて募集があったりして、これぞグローバル企業というように、各国から来た期間工が世界各地の工場で働いているというような状況になるのかもしれないと、ま、そんな想像(妄想)をしているのです。
#海外勤務手当とか付くかなあ。赴任旅費はビジネスクラスかなあ。

その日のために…やっぱNOVAか?
トヨタ九州 500人雇用へ
正月はどうしますか?帰省する人が多いのでしょうか?それとも寮にいて、静かに年末年始を送るのでしょうか?12月になると期間従業員たちの間では、挨拶がわりにそんな会話はあちらこちらで聞こえてきます。ゴールデンウィークやお盆休みと違って正月は、やはり家族とともに過したいと考えている人が多いのかもしれませんね。

正月が家族一緒に楽しい時間であるようにと、これまで一生懸命働いてきたという人も多いと思います。


もういくつ寝ると…満了日;)
シャッター切った瞬間「あ、パトカーだ」。パトカーも走る師走前の豊橋。


ここ数週間、期間工のことや企業のことなどを書いてきましたが、何が一番悲しいかと言うと、家族が離れ離れになって暮らさなければならないということだと思います。それはしかたがないことなのでしょうか?地域間に賃金の格差があって、例えば最低賃金というのは都道府県ごとに定められるもので、沖縄、青森などは610円、東京、神奈川、大阪710円台で愛知は694円です。この100円の差はいったいなんなのでしょうか?物価が高いからなのでしょうか?有効求人倍率も愛知県は約1.9倍、沖縄県は約0.5倍という状態です。これらのことを考えると「故郷を捨てて愛知に行こう」と言っているようなものでしょうか。

安定した雇用制度があれば、故郷を捨てて愛知に来ても良いと思いますし、そういった地方出身者によって企業だけではなくて、街も発展してきた時代もありました。現在は、仮に故郷を捨てたとしても行き着いた街にも落ち着いて住む場所もなく、せいぜいアルバイトや期間工といったものしかなくて、明確な将来が見えないということもあり、故郷をすててしまうということも出来ないでいると思います。

そして家族を残して期間工や派遣社員となって工場で働いているのです。「寮費無料のトヨタはいい」と思うか、「安定した雇用をしないトヨタは悪い」と思うか、それは人それぞれ違ってしまうのかもしれません。

ATUのブログにトヨタ自動車九州の増員の記事が出ていました。
全トヨタ労働組合(ATU) トヨタ自動車九州

新たに500人雇用して1200人体制にするそうです。これは正社員のことなのでしょうか。そして500人は多いのでしょうか。ボクにはなぜだかピンとこない数字です。毎週毎週名古屋駅には恐らく1000人ほど(土橋駅だけでもトヨタの200〜300人が降りているでしょうからね)の期間工たちが降り立っていることを考えると、なんだかとてもショボイ数字だと思っているのですが…。
asahi.com:トヨタ九州、エンジン生産能力を増強 500人雇用へ
「 トヨタ自動車九州(福岡県宮若市)は30日、エンジンを生産する苅田工場(同県苅田町)に第2ラインを新設して生産能力を倍増すると正式発表した。同工場の従業員は現在約700人で、新たに約500人を雇用する計画だ。

 新ラインは08年春に生産を始め、1〜2年でフル生産に移行する。生産能力は現在のラインと同じ年間22万基で、投資額は約250億円。宮若市の宮田工場で生産しているハリアーやレクサスのESなどに搭載する3.5リットルエンジンを生産する。」


トヨタは死んだ、のか?
「ブランドは死んだ」という議論は、ユニクロを例にすると分かりやすいと思います。1990年以降の企業は低価格競争を強いられて、コストカットやプライベートブランドの開発を至上命題にしていたのでしょう。ユニクロという、いわば「ノーブランド商品」がその低価格と商標を表示しないという戦略で売上を伸ばしたのも同じ時期で、左胸あたりについているマーク(商標)を自慢することを止めて、低価格でどこのブランドか分からない無印が、人気の原因だったと思っています。


で、今さら燃費を30%向上させることにどれだけの意味があるってんだよ。世界的な自動車保有率上昇の前には、焼け石に水ってもんだろう。それよっか、自動車出勤禁止令、休日自動車運転禁止令ってほうが、現実的ってもんで。

ところがユニクロがブランドになっていくと、「皆が持っているブランド」ということになってしまい、その無印という価値が失われたということから、売上が低下していったと考えています。ようするに人びとは「違うもの」を求めていて、それが「同じもの」になったときに、その価値がなくなるということです。

ところが、2000年代になるとユニクロのプライベートブランド(private brand・流通業者商標)であるコラボTシャツを発売し、最近ではカシミアのセーターやダウンジャケットなどの低価格ではない商品を発売して、ユニクロ内のブランドを作り上げたことによって、再度売上を伸ばしているように思います。

ブランドの創造と言ってもいいでしょうね。プライベートブランド(PB)は、これはなにもユニクロだけではなくて、ダイエーの「セービング商品」(今もあるのでしょうか?)や、ジャスコの「トップバリュー商品」などのように、どちらかというと低価格で開発し、ナショナル・ブランド(national brand・生産者商標)との対決というものではなくて、どちらかというと棲み分け商品という目的のもののほうが、始まりだったのでしょう。

消費者の価値基準が多様化していますから、それにメーカーがどう合わせるかということになると、もうボクたちはメーカーというものに盲従するのではなくて、逆にメーカーがボクたちについてくるしか生き残れない状態がブランドの死を意味するのだろうと思っています。

なにもユニクロだけがPBのPBという戦略を取っているのではなくて、もう分かっていると思いますが、トヨタもそのユニクロ戦略を行なっていますよね。レクサスはさしずめユニクロのカシミアセーターでしょうし、プチトヨタは1000円フリースと言ったところでしょうか。「ネッツ」のロゴをフロントに大きく表示するという手法もそうですよね。脱トヨタということでしょうか。トヨタブランドのプライベートブランド戦略なのだと考えています。日産のNかと思う人も多いようですが、実はトヨタとしてはトヨタとかけ離れたイメージを持ってもらう戦略ですから、それで「良い」のでしょうね。もう少し傾くと「Z」に見えますしね :P

#パッソ、プチプチ脱トヨタ〜♪って歌ってますよね?;)

実はもうひとつトヨタには問題があって、それは今後ますます厳しくなる自動車にたいする規制問題の解決策というか、担保としてのブランドの分離というのがあると思うのです。それは(cache) 自動車メーカー残り寿命10年? - ニュース - nikkei BPnet、という2015年問題とそれ以降です。

2015年からは自動車メーカーを取り巻く環境は厳しさを増していくだろうと思います。売れない時代に突入するのもこの時期でしょうね。あと10年。トヨタが生き残るためには、細胞分裂を行い、違う生物となって生存をはかる方法とともに、企業内淘汰が行なわれるのだろうと思います。

恐竜時代が証言しているように、モンスターは死滅するということを、トヨタという得体の知れない生物は感じていて、ネズミになろうとしているのかもしれませんね。種の保存ですね。いずれはこの国を捨てて、戦艦トヨタとなって動き出すのかもしれませんしね…。って、ここまで書くと妄想ですが……。
選挙で眠れない(2)
いえ、ボクはなにも、今度の愛知県知事選で石田芳弘氏に投票したほうが良いよ、と言っているのではなくて(石田芳弘陣営から「よろしく」なんてお願いされて、「謝礼も用意していますので」なんて言われたら、大っぴらに言うってこともやぶさかではないのですが)、ボクたちの毎日が投票行動みたいなものだ、と思っているのです。


今こそローカリズム―石田芳弘対談集

例えば、あなたが工場の食堂で、「えっと、今日は何食べようかなあ」なんて迷いながら「カレーも良いけど、やっぱり牛丼かな」なんて考えて、牛丼を食べたとすると、もうあなたは牛丼に一票を投じたことになると思うのですよ。カレーは、もしかすると、廃棄処分になる可能性だってあるわけだし、「やっぱり牛丼かな」なんて人が多くなると、カレーはメニューから消えるってことになるのです。

投票行動というのは「支持政党に基づく投票」「争点評価に基づく投票」「候補者評価に基づく投票」という3つの要因によって決定されるそうです。「工場の食堂」と決めて「カロリー表示されてメニューも豊富」なんて言われているから行って、「たんぱく質の
多い牛丼」を食べるという行動を考えると、なるほど3つの要因かなあ、なんて分かりやすいですよね。

商品を買うということは、投票行動であって、そのメーカーなりに賛成の一票を投じることなので、ボクたちは、ボクたちの未来を毎日選択し、それに投資しているということになると思います。企業に対する投資というのは、なにも株を買うという行動のみではなくて、こうしてその企業の商品を買うということで行なわれているのですが、どうもそのあたりのことが曖昧になっていて、企業側も投資家である株主だけに目が向いていて、投資家である消費者に対しては完全に無視していると思っていますし、そのことがリコール問題や、ま、食品会社の問題になっているのでしょう。

SRIとは、Social Responsibility Investmentの略で、「社会的責任投資」と訳されているようです。これは「企業に投資する際に従来型の財務分析による投資基準に加え、法令遵守、企業倫理、環境保護など企業に期待される社会的責任を果たしているかも投資尺度とする。人権への配慮、雇用面の取組み、顧客満足、社会や地域への貢献なども参考とされる。」(オーガニック・ロハスカフェ/レストランガイド:きのままから引用)という投資のありかたで、企業というのは本来、このような社会的責任を負うべきものだろうと思いますし、その企業に姿勢にたいしてボクたちは評価をし、その結果として商品を買うという行動をするのが、あるべき消費者の姿なのかもしれませんね。

ところがどうもそうではなく、ボクたちはテレビに映し出されるコマーシャルによって、思考停止状態になってしまい、「とりあえず良いんだろう」というような消費行動を取っていると思います。それは「納豆問題」でも証明されてしまったと思うのですが。

政治と企業がグルになって労働者から搾取するということだけではなくて、テレビ局とそのパトロンである企業、要するに企業と企業からも洗脳されてしまっていて、もうまともな投票行動なんて出来ないぐらいにされてしまっているのかもしれませんね。

そして、選挙という政治的つながりまでもが、企業や組合あるいは宗教といったもので断ち切られてしまって、投票行動の3要因なんてことではなくて、右向け右という方式で、思考停止させられているのが現実ではないのでしょうか。

『ただ、それを選んできたのも国民自身である、とも思います。かの郵政民営化などはその典型で、「官から民へ」とは実際は、「官・民から財界へ」の構図でしょう。
本来、官・民・経済界が三つ巴のバランスを取っているはずなのに、民=財界 と勘違いした大衆が、小泉内閣の「民間へ、民間へ」の掛け声に煽られ、格差社会を推し進めてしまった…。』

と、かきざまさんがコメントしてくれたように、結局は民営化ということは、財界一本化だというのが現実で、「民=財界」ということは幻想だったと、幻想ではなくても、勘違いしているんだと、ボクたちはもう気付くべきで、知らないところで何かが蠢いているんだと、少しだけ感じることが大切だと思っています。

リコールを出す企業は○か×か、女性は出産する機械だとする政党が○か×か、なんてことはSRIなんてことを持ち出さないでも、簡単に答えがでるはずで、大量CMを流している企業が○なんてことはないんだと思えるはずです。

もう踊らされるんではなくて、そろそろボクたちがコントロールするという気持ち、てか、政権ぐらい変えてやれるんだぐらいのカンジで、ま、今日はカレーより牛丼ってな具合に、投票するのも、アリだと思うのですよ。そうすることがカレーを美味く、あ、いえ、政治を真面目にさせることだと思うんです。

最後に、ボクはなにも、今度の愛知県知事選で石田芳弘氏に投票したほうが良いよ、と言っているのではなくて(石田芳弘陣営から「よろしく」なんてお願いされて、「謝礼も用意していますので」なんて言われたら、大っぴらに言うってこともやぶさかではないのですが)、ボクたちの毎日が投票行動みたいなものだ、と思っているという話ですから。
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